拡大軌道に乗る豪州経済(2018年7月)雇用、消費が改善傾向、金融政策は中立姿勢を維持

2018/07/26

拡大軌道に乗る豪州経済(2018年7月)雇用、消費が改善傾向、金融政策は中立姿勢を維持

【ポイント1】堅調に推移する雇用

持ち直してきた個人消費

■2018年6月の雇用者数は、短期の変動を均したトレンド値で見て前月比2.7万人の増加となり、前月の同2.2万人増から加速しました。失業率は同横ばいの5.4%でした。

■雇用の改善等から、個人消費も持ち直してきました。小売売上高のトレンド値は、17年10月の前年同月比1.9%増を当面の底に、18年5月の同2.8%増まで伸び率を高めています。非資源企業部門の好調が、家計部門に波及してきたと考えられます。

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【ポイント2】政策金利は据え置き

物価の目標到達まで時間を要する

■豪州準備銀行(RBA)は、18年7月3日に開催した金融政策決定会合で、市場の予想通り政策金利を1.50%に据え置きました。

■議事要旨は、「失業率のさらなる改善と、消費者物価指数上昇率の目標レンジ中央値である2.5%への接近速度が緩慢なため、近い将来の利上げの可能性は低い」と述べています。7月25日に公表された4-6月期の消費者物価指数(異常値をつけた項目を除外したトリム平均値)も、前年同期比1.9%の上昇にとどまりました。RBAは、当面、中立姿勢を維持すると予想されます。

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【今後の展開】豪ドルは堅調に推移しよう

■豪ドルの対円相場は、18年2月中旬以降、80円台前半での揉み合いの展開となっています。堅調な豪州経済、基調として広がる豪日間の金利差等を踏まえると、豪ドル相場は今後、底堅さをさらに増すと見られます。

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(2018年 7月26日)

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