世界の「投信マネー」~1月の投信マネーは、株式が日欧へ、債券が米国へ流入~

2016/02/02

 世界の「投信マネー」~1月の投信マネーは、株式が日欧へ、債券が米国へ流入~

【ポイント1】株式ファンドは欧州、日本、中国等が流入超

■EPFRグローバル(*)による世界の「投信マネー」で株式ファンドの動向を見ると、2016年1月もユーロ圏、日本が流入超の中心となりました。一方、米国の流出超過額は大幅に拡大しました。新興国では、総じて資金流出超が続いています。

(*)EPFRグローバル:米国マサチューセッツ州に本社を置く金融商品の調査会社。2015年12月末現在、24.3兆米ドル規模の世界のファンドの資金フローデータを持つ。

20160202gl1

【ポイント2】債券ファンドは米国が大幅流入超

■債券ファンドは、ユーロ圏が流出超で米国が大幅な流入超となりました。利回り格差から米国へ資金が集中していると思われます。新興国では基調としてASEANへの流入が続いています。インドは15年12月に大幅な流出超となりました。物価や財政面の改善で、インド国債利回りが低下する展望を描けるか、今後の動向が注目されます。

 

20160202gl2

(2016年2月2日)

印刷用PDFはこちら→

今日のマーケット・デイリー 1月の投信マネーは、株式が日欧へ、債券が米国へ流入~

関連マーケットレポート

2016年 1月29日 日銀の金融政策(2016年1月)

2016年 1月28日 米国の金融政策(2016年1月)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
三井住友DS マーケット・レポート   三井住友DSアセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向や、マーケットで注目される旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく、丁寧に説明します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

このページのトップへ