持ち直しの兆しがみられる中国経済(2019年4月) 1-3月期GDPは+6.4%と前期から横ばい

2019/04/17

 

 

持ち直しの兆しがみられる中国経済(2019年4月) 1-3月期GDPは+6.4%と前期から横ばい

【ポイント1】1-3月期GDPは+6.4%

市場予想を上回り前期から横ばい20190417ch1

■中国国家統計局は17日、主要経済指標を発表しました。19年1-3月期の実質GDP成長率は前年同期比+6.4%と、市場予想の同+6.3%を上回り、前期から横ばいでした。18年4-6月期から3四半期続いた成長率の鈍化に一旦歯止めがかかりました。19年の政府の成長率目標「6.0~6.5%」の範囲内で高めの水準となりました。

【ポイント2】鉱工業生産は大幅上昇

固定資産投資、小売売上高も加速20190417ch2

■19年1~3月の鉱工業生産は前年同期比+6.5%と、1~2月の同+5.3%から大きく加速しました。政府の景気支援策の他に、4月の増値税率引き下げ前の在庫積み増し等の特殊要因もあったとみられます。

■19年1~3月の固定資産投資は前年同期比+6.3%となり、1~2月の同+6.1%から伸び率が拡大しました。内訳をみると、不動産開発投資が同+11.8%と高い伸びとなっています。

■19年1~3月の小売売上高は前年同期比+8.3%と、1~2月の同+8.2%から小幅ながら伸び率が拡大しました。

【今後の展開】景気は緩やかに持ち直しへ向かおう

■17日に発表された1~3月の主要な経済指標は概ね市場予想を上回り、中国経済の減速の度合いが大きくないことを示しました。昨年秋以降、中国政府が進めてきたインフラ投資や減税などの景気刺激策の効果が出始めたとみられます。

■中国政府は全国人民代表大会(全人代)において、積極的な財政政策で景気を下支えする方針を明らかにしています。政府の景気対策により、今後景気は緩やかに持ち直すとみられます。

(2019年4月17日)

印刷用PDFはこちら↓

持ち直しの兆しがみられる中国経済(2019年4月) 1-3月期GDPは+6.4%と前期から横ばい

関連マーケットレポート

2019年 4月09日 堅調続く中国株式市場(2019年4月)
2019年 3月19日 中国『全人代』は安定成長を目指し、閉幕

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
三井住友DS マーケット・レポート   三井住友DSアセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向や、マーケットで注目される旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく、丁寧に説明します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会