サンヨーホームズ（1420）1棟単位での売却案件

2025年11月26日、住宅などの建築請負並びにマンションの開発・販売を展開するサンヨーホームズは、2026年3月期第2四半期（中間期）の決算説明会を開催している。第2四半期（中間期）に引き続いて通期を通してもマンションの開発・販売における大幅な増収及び損益向上が引き続く方向性が明らかになっている。同社によれば、下半期（10-3月）において竣工・引渡・売上高の計上が予定されているマンション6棟の内4棟が、企画コンサル事業による1棟単位での売却案件とのことで、期末に向けて当該4棟分の売上高が計上されることが既に確定しているとのことである。一方、住宅などの建築請負においてはセールスミックスの変化に伴う営業損失の拡大が発生しているものの、これが十二分に補われる。また、同社は中長期的な観点において賃貸収入を新たな収益源として育成していくことを計画している。和歌山市梅原地区に土地・建物を所有している同社は、現地にある既存の建物を改修し、これをインターナショナルスクール（開校予定：2027年9月）の校舎として賃貸する計画を着実に進めている。

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