アクアライン<6173> サービススタッフの増員が順調に進み業績拡大に寄与

2018/05/02

水まわり緊急修理サービス事業を「水道屋本舗」の屋号で全国展開
サービススタッフの増員が順調に進み業績拡大に寄与

業種: サービス業
アナリスト: 佐々木 加奈

◆ 事業内容
・アクアライン(以下、同社)は、台所、トイレ、浴室、洗面所又は排水管で 起きる急な水まわりのトラブルを解消する「水まわり緊急修理サービス事 業」を主要な事業としている。
・「水道屋本舗」の屋号で、北海道から沖縄までの全国において 24 時間 365 日対応でサービスを展開している。トラブル解消の他に、水まわりの 器具及び商品の販売、部品交換、漏水調査等も行っている。

◆ 18 年 2月期決算の概要
・18/2 期の売上高は前期比 22.0%増の 5,254 百万円、営業利益は同 12.6%増の 385 百万円であった(18/2 期から連結決算に移行したため、 前期比は単体数値との比較)。
・売上高は施工件数の上振れにより期初計画 4,615 百万円を上回った一 方、サービススタッフの採用を強化したこと、広告宣伝費を積み増したこ とで、営業利益は期初計画線上の結果となった。

◆ 19 年 2月期の業績予想
・19/2 期の会社計画は、売上高が前期比 17.3%増の 6,165 百万円、営業 利益が同 1.0%増の 389 百万円である。19/2 期も施工件数の増加により 二桁増収が続く一方、積極的なサービススタッフ採用を継続することによ る労務費の増加や広告宣伝費の増加により営業利益は微増を見込んで いる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、施工件数の順調な増加 が続くと考えており、会社予想を若干上回る業績予想をしている。

◆ 事業戦略と中期業績見通し
・同社は成長戦略として、既存事業の売上高増加と事業領域の拡大を 掲げている。既存事業の拡大のために積極的な人材獲得を進めてい るが、上場による知名度向上が寄与し、順調な進捗となっている。
・当センターでは、同社が水まわり緊急修理市場でのシェアを高めるこ とは可能と考えており、21/2 期まで増収増益が続くと予想する。

>>続きはこちら(2.02MB)

一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

このページのトップへ