アクアライン<6173> 施工件数が順調に増加し、18年2月期も増収増益が続く見通し
水まわり緊急修理サービス事業を「水道屋本舗」の屋号で全国展開
施工件数が順調に増加し、18年2月期も増収増益が続く見通し
業種:サービス業
アナリスト:佐々木加奈
◆ 事業内容
・アクアライン(以下、同社)は、台所、トイレ、浴室、洗面所又は排水管で起きる急な水回りのトラブルを解消する「水まわり緊急修理サービス事業」を主要な事業としている。
・「水道屋本舗」の屋号で、北海道から沖縄までの全国において24時間365日対応でサービスを展開している。トラブル解消の他に、水まわりの器具及び商品の販売、部品交換、漏水調査等も行っている。
◆ 18年2月期上期決算の概要
・18/2期第2四半期累計期間(以下、上期)の売上高は前年同期比20.6%増の2,422百万円、営業利益は同94.5%増の157百万円であった。同社は今期から連結決算に移行したため、前年同期比は前年同期の単体との比較である。主力の水まわり緊急修理サービス事業において施工件数が順調に増加し、増収増益につながった。
・同社は上期の業績予想は公表していない。期初に公表した通期計画に対する進捗率は、売上高で52.5%、営業利益で41.2%である。
◆ 18年2月期の業績予想
・18/2期の会社計画は期初予想を据え置き、売上高が前期比7.2%増の4,615百万円、営業利益が同11.4%増の381百万円である。施工件数の増加により増収増益が続く見通しに変更はない。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、下期も施工件数の順調な増加が続くと予想する。
◆ 事業戦略と中期業績見通し
・同社は成長戦略として、既存事業の売上高増加と事業領域の拡大を掲げている。既存事業の拡大のために積極的な人材獲得を進めているが、上場による知名度向上が寄与し、順調な進捗となっている。
・当センターでは、同社が水まわり緊急修理市場でのシェアを高めることは可能であると考えており、増収増益が続くと予想している。
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