ビズメイツ(9345)両事業の増収効果等により、25年12月期以降は増益を予想

2024/09/03

オンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」等を提供
両事業の増収効果等により、25年12月期以降は増益を予想

業種:サービス業
アナリスト:大間知淳

◆ オンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」等を提供
・ビズメイツ(以下、同社)は、オンラインビジネ英会話サービス「Bizmates」等を運営するランゲージソリューション事業と、外国籍ITエンジニア等を対象にした人材紹介サービス「G Talent」等を提供するタレントソリューション事業を展開している。
・23/12期の売上高構成比は、ランゲージソリューション事業95.7%、タレントソリューション事業4.3%であった。18年に開始したタレントソリューション事業は、未だ投資費用が先行し、セグメント損失が継続している。

◆ 24年12月期上期決算は11%増収、35%営業増益
・24/12期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、前年同期比11.4%増収、34.5%営業増益であった。ランゲージソリューション事業は、同7.0%増収、4.6%減益であった一方、タレントソリューション事業については、同135.4%増収となり、セグメント損失は前年同期の92百万円から27百万円に縮小した。

◆ 24年12月期会社計画は「10%増収、23%営業減益」を据え置き
・上期実績は会社計画を上回ったものの、費用の期ずれの影響や本社移転関連費用の計上予定等を踏まえ、9.7%増収、22.6%営業減益を見込む24/12期計画を同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、上期実績や同社の施策等を踏まえて24/12期予想を見直し、売上高を3,450百万円→3,505百万円(前期比11.8%増)、営業利益を270百万円→335百万円(同3.9%減)に上方修正した。

◆ 両事業の増収効果等を想定し、25年12期以降は増益を予想
・当センターでは、24/12期上期実績や同社の施策等を踏まえ、25/12期以降の業績予想も上方修正した。
・両事業の増収効果、本社移転関連費用の剥落等を想定し、25/12期は前期比8.4%増収、40.6%営業増益、26/12期は同7.4%増収、13.4%営業増益と予想している。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。