アズーム(3496) 今後は事業領域の拡大にも取り組む方針

2023/02/06

月極駐車場の検索サイトや駐車場サブリースサービスを展開
今後は事業領域の拡大にも取り組む方針

業種: 不動産業
アナリスト: 柴田 郁夫

◆ 月極駐車場の検索サイトやサブリースサービスを展開
・アズーム(以下、同社)は、月極駐車場の検索サイト「カーパーキング」を通じて、「月極駐車場紹介サービス」のほか、自ら貸し手となる「月極駐車場サブリースサービス(以下、サブリースサービス)」等を展開している。

◆ 22年9月期業績は会社予想を上回る増収増益
・22/9期は、売上高6,417百万円(前期比29.0%増)、営業利益878百万円(同73.1%増)と会社予想を上回る増収増益となった。
・マンション及びオフィスビルの駐車場施設を中心とした受託台数の増加や高稼働率の維持により、サブリースサービスが大きく伸長した。

◆ 23年9月期も引き続き増収増益を見込む
・23/9期の業績予想について同社は、売上高8,000百万円(前期比24.7%増)、営業利益1,250百万円(同42.3%増)と、引き続き増収増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、サブリースサービスにおける平均月単価が想定を上回って推移していること等を踏まえ、23/9期予想を増額修正し、売上高7,900百万円(前期比23.1%増)、営業利益1,230百万円(同40.0%増)と予想した。会社予想をやや下回るのは、ビジュアライゼーション事業の伸びを保守的に判断したことによる。

◆ 今後の成長戦略と中期業績予想
・同社は今後の成長戦略として、1)既存領域のさらなるストック拡大、2)関連する新領域でのストック獲得、3)事業領域の拡大を掲げており、サブリースサービスのさらなる拡大に加え、関連する新領域への展開(業界特化型SaaSプラットフォームの構築)、新規事業の育成・開発の3つの軸で収益を積み上げていく方向性を描いている。
・当センターでは、23/9期予想を増額修正したことに伴い、24/9期予想についても増額修正するとともに、新たに25/9期予想を策定した。空き駐車場問題の深刻化や不動産業界におけるDX化の進展などから判断して、持続的な成長は可能であると評価し、3年間の平均売上成長率を20.6%、25/9期の営業利益率は18.7%まで上昇すると予想した。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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