NATTY SWANKY ホールディングス<7674> 23年1月期は新規出店ペースを上げて事業規模の拡大を図る

◆ 事業内容
・NATTY SWANKY（ナッティースワンキー）ホールディングス（以下、同社）は、「肉汁餃子のダンダダン」を首都圏中心に展開している。「肉汁餃子のダンダダン」は、性別や世代に関係なく、餃子とビールを気軽に楽しむことができる客単価2,000円程度の居酒屋である。22年1月末時点の店舗数は直営84店、FC26店の合計110店となっている。
・同社は飲食事業の単一セグメントである。売上高は、直営店売上、製品卸売上、FC売上、その他に分類されており、22/1期は直営店売上が全体の96.5%を占めている。

◆ 22年1月期決算の概要
・同社は決算期を6月から1月に変更したため、22/1期は7カ月の変則決算で、売上高3,608百万円、営業利益244百万円であった（21/6期の実績は売上高4,320百万円、営業損失122百万円）。多くの店舗で通常営業を行ったことで店舗売上が回復し、地代家賃やデリバリー関連経費などの増加を吸収して営業黒字となった。

◆ 23年1月期の業績見通し
・23/1期の会社計画は、直営24店、FC6店の新規出店を前提に、売上高6,000百万円、営業利益180百万円である。
・証券リサーチセンター（以下、当センター）では、前回予想を若干修正し、会社計画線上の水準を予想している。

◆ 事業戦略と中期業績見通し
・同社は、立地を厳選しつつ新規出店ペースを引き上げ、事業規模の拡大を目指す考えで、23/1期からは未出店であった関西圏への店舗展開を開始している。
・当センターでは、新規出店エリアの拡大や、自動発注システムの本格稼働などが24/1期以降の業績拡大につながると考えている。

＞＞続きはこちら(1.72 MB)