ブロードバンドセキュリティ<4398> 積極的な人材投資を継続しながらも、収益性が改善しつつある点に注目

2020/04/09

IT セキュリティに特化した独立系サービスプロバイダー
積極的な人材投資を継続しながらも、収益性が改善しつつある点に注目

業種:情報・通信業
アナリスト:前田 吉弘

◆ IT セキュリティに特化したサービスを提供
・ブロードバンドセキュリティ(以下、同社)は、企業における情報漏洩の予 防や防止、セキュリティ機器の24時間365日体制での遠隔監視、未知の マルウェア検知によるネットワーク遮断等により、情報漏洩リスクから企業 を守ることを目的とした IT セキュリティサービスを主要な事業としている。

◆ 20 年 6 月期第 2 四半期累計期間は増収・営業黒字転換
・20/6 期第 2 四半期累計期間(以下、上期)は、16.6%増収となり、営業損 益は前年同期の 46 百万円の損失から 72 百万円の利益へと黒字転換し た。下期に利益が偏重する事業特性を勘案すれば、概ね順調な業績推 移と考えられる。

◆ 20 年 6 月期会社計画は18.7%増収、148.4%営業増益で据え置き
・20/6 期について同社は、上期実績及び受注実績が予定通り推移してい ることを受けて、期初会社計画の 18.7%増収、148.4%営業増益を据え置 いている。
・証券リサーチセンターは、20/6 期上期実績等を踏まえて 20/6 期の業績 予想を見直し、売上高を 4,303 百万円(前期比 17.2%増)、営業利益を 290 百万円(同 140.5%増)に上方修正した。

◆ 新型コロナウイルス感染拡大の影響は軽微
・同社は3月26日のリリースにおいて、「現時点で新型コロナウイルス感染 拡大が事業に与える影響はない」としている。
・その主な理由として、①国内事業が、根強いサイバーセキュリティ対策需 要を受けて順調に推移していること、②韓国での事業の大半が当該感染 症の影響を受けない大手クレジットカード業界向けセキュリティ監査業務 であること、③タイ関連の事業については、20/6 期の事業計画において 業績寄与を一切見込んでいないことを挙げている。

>>続きはこちら(1.99 MB)

一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。