AOI Pro.(9607)の上期決算は売上高が過去最高を更新し、増収増益

2016/02/01


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説明会開催日:2015年12月4日
代表取締役社長 グループCEO 中江 康人 氏
代表取締役副社長 グループCFO 譲原 理 氏

 

◎決算概要
・売上高は前年前期比6.3%増の139.9億円、営業利益も46.5%増の7.6億円
・売上高が過去最高を更新し、前年同期比、増収増益
・ほぼ期初の業績予想通りの着地

 

◎セグメント別の業績
▽広告制作事業
・広告需要が堅調な中で、主力の映像制作事業を中心に受注が順調
・成長領域と位置付けるデジタル関連、海外拠点の売上も順調に増加
・新規事業推進や人材育成・業務効率化(IT化)のための先行的支出もあるが、前年同期比増収増益に
▽写真スタジオ事業
・売上高は前年同期比増加したが、新規出店に向けた先行的費用負担により、セグメント損失が拡大
・大型商業施設へ出店した2ヵ店が軌道に乗り、来期は黒字化の見込

 

◎通期業績予想と株主還元
・足元の受注状況も踏まえ、通期の業績予想は修正せず売上高300億円、営業利益22億円を予想
・売上高は直近ではリーマンショック後、V字回復し、今期も5期連続で過去最高を更新する予想
・営業利益も3期連続で過去最高を更新する予想
・2016/3月期の1株当たり配当金は年間25円を予定(1円増配)

 

◎中期経営計画の取組み状況
▽AOI ASIAのネットワーク構築
・ジャカルタ、バンコク、北京の3箇所に制作会社を構え、アジアのネットワークを充実
・ローカルのプロダクションを子会社化した北京の売上が急激に拡大、AOI ASIAの売上高は本格進出から3年でほぼ10億に
・一方で、伸び悩んでいるジャカルタ、バンコクもローカルプロダクションとのリレーションができつつあるため、今後はM&Aや合弁会社設立等も含め、ローカルの制作体制を強化していく
▽動画コンテンツマーケティング事業におけるAOI Pro.グループの取組み
・ナカミノ㈱を子会社化し、戦略・ディレクションから、動画制作、運用、配信までを一貫して行うことが可能に
・クライアントの多岐に渡るニーズに対して、最適なソリューションを提供するマーケティング推進集団としてコンテンツマーケティング領域における収益力を強化
・DMP専業大手の㈱インティメート・マージャーと協業し、コンテンツマーケティング事業を一層強化
・オリジナルDMPを活用したコンテンツマーケティングと動画統合ソリューションパッケージの販売を開始
※DMP(Data Management Platform) 様々なデータを一元管理、分析、広告配信などのアクションプランを最適化を実現するためのプラットフォーム

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