グローバル・ワン不動産投資法人(8958)の第33期決算は、賃貸事業損益は大幅増益なるも、売却益の反動減により減収減益。当期分配金は予想比プラス24円の2,359円で着地

2020/06/10



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説明会開催日:2020年5月21日
代表取締役社長 古城 謙治氏

◎決算ハイライトと業績予想
・営業収益は58.5億円(前期比-5.4%)、当期純利益は22.6億円(-13%)、1口当たり分配金は2,359円(-81円)
・当期分配金は予想比プラス24円の2,359円で着地
・34期・35期は新型コロナウイルス感染症の影響を織り込み、1口当たり分配金は2,400円を予想
・第34期決算は営業収益57.4億円(前期比-1.9%)、当期純利益23.0億円(+1.8%)、1口当たり分配金は2,400円(+41円)を予想
・南青山の⼀時的収入の反動減により減収なるも、フリーレント解消による賃料増額効果と工事事関連費用の反動減により増益
・第35期決算は営業収益56.8億円(前期比-119%)、当期純利益23.0億円(横這い)、1口当たり分配金は2,400円を予想
・豊洲のテナント退去により減収となるも、外部委託費の減少等により分配⾦は34期⽐横這いの 2,400円を維持

 

◎運用状況
▽内部成長
・稼働率は高位安定、ポートフォリオ稼働率は99.8%(2020年3月末時点)
・すべてのテナント入替で賃料増額を実現、南青山が内部成長に大きく貢献
・テナント入替・賃料改定による賃料増額により、契約賃料単価は着実に上昇
・12期連続して賃料増額改定実現の見込み
・レントギャップ解消により継続的な賃料増額改定を志向
・優良オフィスのマーケット賃料は上昇傾向が継続
・南青山の新テナントとの定期借家契約(約10年)が2019年10月より開始、2020年3月16日より、ビル名称を「楽天クリムゾンハウス青山」へ変更
▽外部成長
・厳選投資継続による収益安定のための資産規模拡大を目指す
・ポートフォリオの質の向上のための資産入替を継続検討
▽財務
・長期固定化と財務コスト削減の両立を継続
・リファイナンスで長期化(5.0年→ 6.7年)・期日分散・財務コスト削減を推進
▽ESGへの取組み
・不動産におけるESGへの配慮が中長期的な顧客の利益の最大化に資するものと考え、ESG方針に基づき各種取組みを推進
・GORの取組みを継続的かつ組織的に推進するために、ESG推進協議会を開催(3か月に1回以上)
・SDGs等で認識されるESGの課題の中から、重点的に取り組むべきマテリアリティを選定
・「GRESBリアルエステイト評価」に参加(2019年9月)
・GARは「21世紀金融行動原則」に署名(2020年3月)
・MUFG J-REIT向けESG評価最高評価supported by JCRの「Sランク」を取得(2020年3月)
・豊洲・横浜について外部環境関連認証を新規取得
・2020年5月よりGORホームページに GRIスタンダード対照表を掲載
<環境>
・エネルギー関連消費量の中長期的削減目標の策定
・グリーンリース契約締結の推進(横浜・さいたま・御堂筋)
<社会>
・テナント満足度調査の実施
・テレキューブの設置(豊洲)
<GAR従業員への取組み>
・コンプライアンス・ESG研修
・外部研修への参加支援
・資格取得支援
・働きやすい・働きがいのある職場づくり
<ガバナンス>
・利益相反防止体制
・セイムボート出資
・スポンサーサポート

 


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