東映アニメーション(4816)の通期決算は、国内外でアプリゲームを中心としたゲーム化権販売が好調。大幅な増収増益で売上高、利益とも過去最高額を記録

2019/06/27



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説明会開催日:2019年5月16日
代表取締役社長 高木 勝裕氏
常務取締役経営戦略部長 吉谷 敏氏

 

◎決算のポイント
・売上は前期比21.1%増の557億円、営業利益は39.6%増の157.4億円
・大幅な増収増益で売上高、利益とも過去最高額を記録
・国内外でアプリゲームを中心としたゲーム化権販売が好調
・中国向け大口映像配信権の販売本数の増加に加え、北米向け配信権の販売も好調

 

◎セグメント別分析
▽映像制作・販売事業
・ 「劇場アニメ」は、「ドラゴンボール超 ブロリー」や「プリキュア」シリーズのヒットがあったことから、大幅な増収
・「テレビアニメ」は、放映本数が減少したことから、減収
・「コンテンツ」は、前年同期にあった「美少女戦士セーラームーンCrystal」のブルーレイ・DVDの売上に相当するものがなかったことから、大幅な減収
・「海外映像」は、中国向け大口映像配信権の販売本数が増加したことに加え、北米向け映像配信権の販売が好調に稼動したことから、大幅な増収
・「その他」は、国内での映像配信権の販売が好調に稼動したことに加え、「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」の製作代収入があったこと等から、大幅な増収
▽版権事業
・「国内版権」は、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や、『ドラゴンボール レジェンズ』の好調に加え、複数作品で遊技機の大口契約があったことから、大幅な増収
・「海外版権」は、アプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や、『ドラゴンボール ファイターズ』を中心とした家庭用ゲーム、「ドラゴンボール」シリーズの商品化権が欧米で好調に稼動したことに加え、アプリゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』の配信が開始されたことから、大幅な増収
▽商品販売事業
・「ドラゴンボール超 ブロリー」の劇場公開に合わせたタイアップ・キャンペーン関連商品の販売が好調だったことから、増収
▽その他事業
・前年同期にあった「ドラゴンボール超」の催事関連に相当するものがなかったことから、減収

 

◎主要作品の国内版権事業の状況
・「ドラゴンボール」のアプリゲームは前期より更に好調に稼動
・「ワンピース」のアプリゲームは「トレジャークルーズ」が健闘も、その他は前年割れ
・2大タイトルの比重拡大、アプリゲーム化権への依存が拡大

 

◎海外映像事業の状況
・中国向け大口映像配信権は毎週放映の新作話数追加等により、販売本数が増加
・北米向け映像配信権販売は、「ドラゴンボール」の視聴回数が好調に推移
・北米の一部配信業者と複数年契約を締結

 

◎海外版権事業の状況
・欧米で「ドラゴンボール」のアプリゲーム化権や商品化権の販売が好調
・北米で家庭用ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』の販売も好調に推移
・中国向けアプリゲームのMGを複数計上

 

◎2020年3月期業績予想(連結)
・売上は462億円、営業利益は120億円を予想
・アプリゲーム化権は、外部メーカーの予想を織り込み、減収予想
・ワンピース映画効果があるものの、遊技機の大口契約反動減の影響大
・販管費は、新規プロジェクト推進費用等で増加
・配当は、2019年3月期は1株あたり70円、2020年3月期は1株あたり連結業績に応じ配当性向25%程度を予定

 

◎中長期の成長に向けた取り組み
・コンテンツのデジタル化が当社への追い風に
・新作・ 新ビジネスへの挑戦、グローバルでの作品展開・新たなヒット作創出への挑戦
・既存 コンテンツの活性化、すでに知名度が高い作品での収益化

 


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