GCC経営™分析レポート︓⽇本PC サービス株式会社(名証セントレックス 証券コード︓6025)
複雑化するデジタル機器・ネットワークトラブルに対応する独⽴系IoT・デジタル機器全国サポート対応⼒No.1企業

2020/12/25

ベーシックレポート
ジェイ・フェニックス・リサーチ株式会社

IoT・デジタル機器の独⽴系有料訪問サポートでシェアNo.1
⽇本PC サービス株式会社(以下、「JPS」)は、インターネットにつながるIoT・デジタル機器の設定やトラブルに対して、メーカー・販売店・契約会社を問わず解決する総合サポートサービスを⾏う独⽴系企業。即⽇訪問、全国対応、年中無休でIoT機器の設定から修理まで幅広いサポートを正社員スタッフが実施。2014 年に名証セントレックス市場に上場。2020年3⽉期には1社買収、2社の新規設⽴とM&Aも効果的に活⽤し規模とサービスラインナップの両⾯で拡⼤を続けている。サポート先は家庭から法⼈へと広げ、提携先は約700社と増加、確かなサービス⼒で信頼を構築し、有料訪問サポートのシェアは提携先を含めると約3割と圧倒的なNo.1。

5G時代で数千億円規模サポート需要を取り込む可能性
IoT機器サービスにおいて今後5年累計で45兆円※2の販売が予想されるなかで、機器・ネットワークにまたがるトラブルを、分断化された従来のサポート体制に代わり、JPS は、全国ワンストップ対応で成⻑期待。発⽣すれば重⼤な影響を与えるトラブルに備える独⽴系ワンストップソリューション需要は拡⼤すると予想。最⼤数千億円規模になる可能性の独⽴サポート需要においてNo.1 の地位を⽬指すため、M&Aや⾃社開発でサービスラインナップを拡充。家まるごと・オフィスまるごとサービス導⼊。家庭、中⼩企業から⼤企業まで幅広く需要拡⼤中。ロボットなど新たな機器サポートも拡⼤。成⻑分野はストック型中⼼。提携先からの信頼も構築され、定額商材の販売ルートとなる他、⼤⼿メーカーの依頼からGIGA スクール構想※3のように⼤型案件を受注する流れが醸成。先⾏投資を除けば営業利益3億円圏が達成視野に。

GCC経営TMの視点で⾒た株主価値︓4倍アップサイドの可能性
Growth︓IoT 機器とサポートニーズの⾼成⻑の取り込み、対象機器拡⼤により売上げアップ。Connection︓総合的な事業のつながり拡⼤し規模メリットで利益率改善へ。万が⼀の備えのサポートサービスは解約率が少ない予想され、⻑期的に規模メリットで利益率は⼤きく向上すると想定。Confidence:ストック型収⼊の増⼤による収益安定化が期待。中期経営計画の⽬標2024年8⽉期売上⾼100億円営業利益7億円の達成確度は増加。以上の視点で推計した株主価値は保守的に⾒て、現時価総額の約4倍の100億円程度。

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TIW/ANALYST NET
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