理研ビタミン(4526)の第2四半期決算は、第2四半期の売上高としては過去最高、各段階利益も業績予想を上回り増収増益

2019/11/26



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説明会開催日:2019年11月15日
代表取締役社長 山木 一彦氏
常務取締役 佐藤 和弘氏

◎決算概要
・売上は前年同期比10.4%増の483.3億円、営業利益は46.3%増の33.7億円
・第2四半期売上高としては過去最高
・各段階利益も業績予想を上回り、増収増益
・海外売上高の増加と販売管理費の減少により増益
・国内食品事業はドレッシングが苦戦、海外事業は黒字回復

 

◎セグメント別ポイント
▽国内食品事業 – 減収減益
・売上面では家庭用食品が大きく苦戦、業務用食品も前年割れ
・加工食品用原料等は堅調に推移したが全体では減収
・営業利益も前年を下回る
▽国内化成品・その他事業 – 減収減益
・売上面では化粧品向けの新規提案が拡大したものの日本国内の取引先が受けた米中貿易摩擦、中国の景気減速の影響で若干減収
・営業利益も売上減に伴って前年を下回る
▽海外事業 – 増収増益
・海外改良剤・青島福生とも増収
・特に青島福生が中国国内向けで大幅に伸長
・営業利益は改良剤で利益率改善、青島福生は黒字回復

 

◎2020年3月期 通期修正業績予想
・海外事業の売上増などを考慮し、業績予想を修正
・売上は当初予想比30億円増の970億円、営業利益は変わらずの68億円
・ROEは7.4%、1株当たり配当金は81円、配当性向は28.9%を予想

 

◎中期経営計画の進捗と見通し
▽基本コンセプト
・持続的成長と競争力のある企業を目指す
<新領域への挑戦>
・独自の技術力・開発力の強化
<国内事業>
・成熟市場としてさらなる収益基盤の強化
<海外事業>
・拡大市場として構造基盤の強化による成長エンジンの加速化

 

◎2020年3月期 事業戦略のまとめ
・中期経営計画の中間年度として既存分野の強化と新領域への挑戦=現中計施策を着実に推進
▽国内事業
<家庭用・業務用>
①ドレッシングのブランド価値再構築
家庭用:リニューアルを契機に汎用性訴求と収益構造の改善
業務用:アレルゲン配慮商品などの付加価値品を拡大
②海藻商品の拡大
国内産原料高に対応した韓国産の強化、新カテゴリー商品の拡大
<加工食品用原料等>
・ベストソリューションパートナーとしての地位確立
・A&Iセンター活用による開発力強化
<国内化成品その他>
・既存事業の基盤強化と新市場への提案
▽海外事業
<改良剤>
・東南アジア・中国エリアへの“選択と集中“を継続
・高付加価値の製剤への注力
<青島福生食品>
・事業構造改革による収益力の向上
・中国国内販売に道筋、付加価値品の拡大を図る

 


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