『亥年生まれ』と『新成人』

2019/01/09

 

『亥年生まれ』と『新成人』

総務省は国勢調査の結果やその他の人口関連統計から、毎年1月1日時点の『新成人』と「十二支別(今年は亥年)」の人口を推計して発表しています。『新成人』は前年の1月から12月に20歳を迎えた人です。『新成人』の人口は、1994年をピークに減少傾向で、一層の少子化対策の実現が急務となっています。例えば育休取得率の向上など、より子育てしやすい環境づくりが進むことが期待されます。

【ポイント1】『亥年生まれ』は1,055万人

亥年では今年72歳になる人が最も多い

■2019年1月1日現在の『亥年生まれ』の人口(推計)は1,055万人と、総人口1億2,632万人に占める割合は8.4%となっています。総人口を十二支別に見ると、最も多いのは丑年生まれの1,087万人で、次いで子年生まれ、未年生まれと続き、『亥年生まれ』は7番目です。『亥年生まれ』の人口を出生年別に見ると、1947年生まれ(今年72歳になる人)が206万人と最も多くなっています。

【ポイント2】『新成人』は125万人と、前年から増加

『新成人』の割合は9年連続で1%以下

■今年の『新成人』の人口は125万人と、前年から2万人増加しました。最近では、第二次ベビーブーム世代の1974年生まれの人が成人となった1994年の207万人がピークで、それ以降は概ね減少傾向ですが、今年は2015年以来の増加となりました。総人口に占める『新成人』の割合は、2019年は0.99%と、2011年以降9年連続の1%割れとなっています。

 

190109MK

 

【今後の展開】男性の育休取得率向上などで、より子育てしやすい社会へ

■2018年の出生数(推計値)は92.1万人と、2016年(97.7万人)に戦後初めて100万人を割り込んでから、一段と減少しました。最新2017年の合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の平均数)は1.43と、2005年の1.26を底として緩やかに上昇しつつも、足もとでは足踏み状態となっています。

■少子化の進行は、様々な要因が絡み合っています。例えば、核家族化が進み、子育ての孤立感や負担が増えるなか、女性の社会進出は進み、仕事と子育ての両立に悩む女性は多いと思われます。育休取得率を見てみると、男女ともに伸びているものの、2017年度は女性の83.2%に対して、男性は5.14%と低水準にとどまっています。政府は、2020年度までに男性の育休取得率を13%にする目標を掲げており、具体的な数値目標を掲げる企業も出てきています。こうした育休取得率の向上など、より子育てしやすい環境づくりに向けた社会的な雰囲気が醸成されていき、家族や地域社会の協力が一段と深まることが期待されます。

(2019年1月9日)

印刷用PDFはこちら↓

『亥年生まれ』と『新成人』

関連マーケットレポート

2019年 1月 7日 今年の相場の格言は『亥固まる』

2018年12月28日 今年を振り返るキーワード7『働き方改革』

三井住友アセットマネジメント株式会社
SMAM マーケット・レポート   三井住友アセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向、関連する旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく説明します。また、“教えて!Q&A”では、投資に関する様々な疑問をタイムリーに取り上げ、解説します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会