アジア株式市場の見通し 2018年も主要国・地域の業績は好調

アジア株式市場の見通し 2018年も主要国・地域の業績は好調

 

【ポイント1】上昇基調続くアジア株式市場

予想株価収益率も緩やかに上昇

 

■アジアを代表する株価指数であるMSCI AC アジア(除く日本)は、11月7日に史上最高値を更新しました。けん引している国・地域は、韓国、中国、台湾、インドなどです。好調な利益の伸びが株価上昇の背景の1つですが、予想利益と株価の関係を見る予想株価収益率の上昇は緩やかです。

 

 

 

20171110as1

 

 

【ポイント2】2018年も業績は好調

中国、インド、アセアンがけん引

 

■2018年は韓国、台湾の予想利益の伸びが鈍化する一方、引き続き中国、インドの業績は好調です。アセアンも好調を維持する見通しです。2018年はこうした国・地域の株式市場がアジア全体をけん引すると期待されます。

 

 

 

20171110as2

 

 

【今後の展開】消費、インフラ投資がけん引

中国では引き続き情報技術が高成長

 

■2018年は各国・地域ともに金融、一般消費財の業績が好調を維持する見通しです。アセアンでは公益事業、インドでは素材、ヘルスケア、資本財・サービス、中国では情報技術などが注目されそうです。

 

(2017年 11月 10日)

印刷用PDFはこちら↓

今日のマーケット・デイリー アジア株式市場の見通し 2018年も主要国・地域の業績は好調

関連マーケットレポート

2017年10月19日 最近の指標から見る中国経済(2017年10月)

2017年10月18日 インドの経済・市場動向(2017年10月)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向や、マーケットで注目される旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく、丁寧に説明します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会