アジア株式市場の見通し 2018年も主要国・地域の業績は好調

2017/11/13

アジア株式市場の見通し 2018年も主要国・地域の業績は好調

 

【ポイント1】上昇基調続くアジア株式市場

予想株価収益率も緩やかに上昇

 

■アジアを代表する株価指数であるMSCI AC アジア(除く日本)は、11月7日に史上最高値を更新しました。けん引している国・地域は、韓国、中国、台湾、インドなどです。好調な利益の伸びが株価上昇の背景の1つですが、予想利益と株価の関係を見る予想株価収益率の上昇は緩やかです。

 

 

 

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【ポイント2】2018年も業績は好調

中国、インド、アセアンがけん引

 

■2018年は韓国、台湾の予想利益の伸びが鈍化する一方、引き続き中国、インドの業績は好調です。アセアンも好調を維持する見通しです。2018年はこうした国・地域の株式市場がアジア全体をけん引すると期待されます。

 

 

 

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【今後の展開】消費、インフラ投資がけん引

中国では引き続き情報技術が高成長

 

■2018年は各国・地域ともに金融、一般消費財の業績が好調を維持する見通しです。アセアンでは公益事業、インドでは素材、ヘルスケア、資本財・サービス、中国では情報技術などが注目されそうです。

 

(2017年 11月 10日)

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