2021年11月の注目イベント 日本の新政権の勢力が判明、米国はテーパリング開始となるか
2021年11月の注目イベント
■日本では、10月31日に衆議院総選挙の投開票が行われます。今回は自民・公明党の与党が、解散前の305議席に対してどの程度議席を確保できるのか等が焦点となっています。
■米国では、2~3日に連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。資産購入の縮小(テーパリング)の開始時期と終了時期に注目が集まっています。さらにその後は、利上げ開始の時期がいつとなるのかに市場の関心が移っていくと考えられます。FOMC後の記者会見や、連邦準備制度理事会(FRB)の高官の発言等に注目です。新型コロナウイルスのデルタ型の蔓延により、7-9月期の米国経済は個人消費を中心に減速したと見られますが、今後は感染の縮小に伴い、サービス消費等の回復が期待されます。11月第4木曜日の感謝祭翌日はブラックフライデーと言われ、近年では前倒しで始まるオンライン商戦も含め、その年の年末商戦を占う上で注目されます。
■中国では、8~11日に共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会)が開催される予定です。今会議で提出される歴史決議案は、習近平国家主席が毛沢東、鄧小平に続き、史上3人目の歴史決議を行う指導者となることで注目されています。
(2021年10月26日)
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