インド株式市場は振れの大きい展開(2020年2月前半)一時急落したものの、買戻しで急反発

2020/02/07

インド株式市場は振れの大きい展開(2020年2月前半)

【ポイント1】SENSEXは最高値圏で振れの大きい展開

■インド株式市場は、最高値圏で振れの大きい展開になっています。代表的な株価指数のSENSEX指数は、米中通商交渉の第1段階での合意を受けて、1月14日に引け値ベースで史上最高値を更新しました。しかし、中国で発生した新型肺炎の感染拡大への警戒が広がったことから下落に転じました。さらに2月1日に発表された2020/21年度の政府予算案が市場の期待に届かなかったことから急落したものの、中国当局の資金供給などで中国株が下げ止まると、新型肺炎の世界経済への影響が短期間にとどまるとの見方などから買戻しが入り、急反発しました。

【ポイント2】インド準備銀行は政策金利を据え置き

■インド準備銀行(RBI)は2月6日の金融政策決定会合で、市場の予想通り、政策金利を5.15%に据え置きました。12月の消費者物価上昇率が7.35%になるなど、足元のインフレ率が大幅に上昇しているため、2会合連続の据え置きとなりました。RBIは20/21年度上期の消費者物価上昇率を5.0~5.4%と、前回の3.8~4.0%から大きく上方修正しましたが、緩和的な政策スタンスを維持しました。弊社は、野菜価格の高騰がピークアウトすると見込まれるため、RBIが先行き追加利下げを実施すると予想しています。

【今後の展開】高値圏でもみあいが続く

■アジアでは特に新型肺炎の影響が懸念されるものの、インド株式市場は域内で消去法的に選択される可能性があるほか、RBIの金融緩和期待も残るため、当面底堅い展開が見込まれます。一方で、企業業績見通しには改善傾向がみられず、実質的な株価バリュエーションに割安感がないことが上値を抑えそうです。

(2020年2月7日)

印刷用PDFはこちら↓

インド株式市場は振れの大きい展開(2020年2月前半)一時急落したものの、買戻しで急反発

関連マーケットレポート

2020年 2月 3日 インドの『予算案』、歳出が13%増

2020年1月10日 2020年のインド株式市場の見通し

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
三井住友DS マーケット・レポート   三井住友DSアセットマネジメント株式会社
世界の経済やマーケットの動向や、マーケットで注目される旬なキーワードを運用のプロがわかりやすく、丁寧に説明します。
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会