大研医器（7775）クーデックエイミーPCA

2025年10月31日、病院内感染防止及び術後疼痛管理に用いられる医療機器の研究開発・製造・販売を展開している大研医器は、2026年3月期第2四半期（中間期）の実績を発表している。画期的な特性をもって術後疼痛管理に用いられるクーデックエイミーPCAの販売が好調に推移していることが明らかになっている。また、病院内感染防止に用いられる、従来からの主力製品であるフィットフィックスにおいても増収が達成されていることから第2四半期（中間期）における同社は前年同期に対する増収を確保している。ただし、損益面においては、材料コストの上昇や研究開発費の増加に伴う影響がより大きくなっていることから同社は減益を余儀なくされている。一方、中長期的な観点においては、クーデックエイミーPCAによる寄与が持続的な右肩上がりでの推移を示し、同社としての成長力を大きく引き上げていくことが想定されている。既存の日本国内の市場において大きな拡販余地が残されていることに加えて、欧州をはじめとする海外市場での発売並びに拡販が計画されている。

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