SKIYAKI<3995> 今後 bitfan によるオムニチャネル戦略により、成長が期待される

2019/01/29

ファンクラブサービスの先駆者が率いる IT プラットフォーム企業
今後 bitfan によるオムニチャネル戦略により、成長が期待される

業種: :サービス業
アナリスト: 難波 剛

◆ 主力はファンクラブにまつわる各サイトと管理システムの提供
・SKIYAKI(以下、同社)は、コンテンツホルダー(アーティスト、芸能プロ ダクション等)が自前で制作していた「ファンクラブサイト」、「グッズ販売サ イト」、「チケット販売サイト」を代行制作し、それらサイトをワンストップで管 理・更新出来るシステムを提供している。

◆ 19 年 1月期第 3四半期累計期間は 59.4%増収、34.4%営業減益
・19/1 期第 3 四半期累計期間の連結業績は、売上高 2,820 百万円(前年 同期比 59.4%増)、営業利益 109 百万円(同 34.4%減)、経常利益 96 百万円(同 37.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 35 百万 円(同 71.6%減)となった。

◆ 19 年 1月期予想は売上高 3,756 百万円、営業利益 111 百万円
・同社は、9 月 12 日に 19/1 期業績予想を売上高 3,756 百万円(前回予 想比 680 百万円増)、営業利益 111 百万円(同 188 百万円減)へと修 正した。修正後の予想に対して、第 3 四半期累計の売上高は 75.1%、 営業利益は 98.4%の進捗率となっている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/1 期業績予想を、売 上高 3,920 百万円(前期比 57.6%増)、営業利益 170 百万円(同 29.9% 減)、経常利益 161 百万円(同 25.7%減)、親会社株主に帰属する当期 純利益 73 百万円(同 59.9%減)へ修正した。
・引き続き有料会員が堅調に増加し、それに伴う EC サービス等の増加に より、当センターでは20/1期と21/1期の2期間の平均成長率は、売上高 16.7%、営業利益 41.4%を想定している。

◆ 投資に際しての留意点
・システムトラブルや、ネットワークやシステムのセキュリティが破られる等 の広義のシステムトラブルが発生した場合、同社の業績、社会的信用に 悪影響が及ぶ可能性がある。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。