APカンパニー<3175> 既存店がやや低調に推移する一方、宅配弁当など新規事業の立ち上げに注力

2016/01/26

生販直結型の6 次産業モデルにより居酒屋「塚田農場」等を直営展開
既存店がやや低調に推移する一方、宅配弁当など新規事業の立ち上げに注力

業種:小売業
アナリスト:柴田 郁夫

◆生販直結型の居酒屋「塚田農場」等を直営展開
・エー・ピーカンパニー(以下、同社)は、地鶏をメインとした「塚田農場」などの居酒屋を首都圏中心に展開している。
・自社農場での地鶏生産を含め、生産者との直接提携関係による「生販直結モデル」を強みとして高い成長性を実現してきた。

◆16年3月期上期決算は増収減益で会社計画を下回る
・16/3期第2四半期累計(以下、上期)決算は、売上高9,994百万円(前年同期比9.4%増)、営業利益413百万円(同31.2%減)と増収減益であったが、売上高、利益ともに会社予想を下回った。
・店舗数の拡大が増収に寄与したものの、既存店が低調に推移したことや新規事業への先行費用の発生が計画を下回った要因である。

◆16年3月期通期では増収増益を見込む
・16/3期について同社は、売上高22,576百円(前期比17.4%増)、営業利益1,581百万円(同24.6%増)を見込んでいる。上期実績が計画を下回ったものの、出店計画が順調に進捗していることや宅配弁当事業が順調に立ち上がったことから期初予想を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、上期実績や足元の状況等を踏まえて、16/3期の売上高予想を据え置く一方、利益予想を減額修正した。売上高22,000百万円(前期比14.4%増)、営業利益1,000百万円(同21.1%減)と増収減益を予想している。既存店が想定を下回っていることや新規事業への先行費用の発生などから利益予想を減額修正した。

◆中期業績予想
・同社の成長戦略は、店舗数の拡大に加えて、生産流通事業の拡充と新規事業(宅配弁当等)の育成などによる販売形態の多様化である。
・当センターでは、宅配弁当事業が順調に立ち上がった半面、新規事業への先行費用が継続する見通しから、17/3期以降の売上高を増額修正した一方、利益予想を減額修正した。18/3期までの成長率として、売上高が年率21.4%、営業利益が同8.1%と見込んでいる。

 

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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