ムービン・ストラテジック・キャリア(421A)成長に向けてキャリアアドバイザーの採用は順調

2026/03/02

25年12月期は新規公開時の計画を大幅に上回る好調な決算
成長に向けてキャリアアドバイザーの採用は順調

業種:サービス業
アナリスト:髙木伸行

◆ プロフェッショナルファームへの正社員採用サービスを提供
ムービン・ストラテジック・キャリア(以下、同社)グループは、自社プラットフォームを運営し、コンサルティングファームを始めとしたプロフェッショナルファームへの人材紹介サービスを提供している。同社グループは、同社と外部プラットフォームを活用してエグゼクティブ・サーチおよび採用選考支援を企業ならびに求職者に提供するエージェント1の2社で構成されている。

同社グループは対象をハイエンド人材に絞り込み、経営コンサルタントの採用支援に強みを持っている。日系、外資系、大手、新興系を問わず、国内の9割を超えるコンサルティングファームとの取引実績がある。

転職希望者のサポートをするキャリアアドバイザーが、企業から詳細な求人情報を収集し、求人条件に合致する人材を自社で保有する登録者データベースあるいは外部の転職プラットフォームを活用してマッチングしている。

自社データベース経由マッチングが25/12期の売上高の7~8割程度と高い割合を占めている点が同社の特徴である。外部の転職プラットフォームを利用して求職者を集める場合は、転職プラットフォーム運営会社にプラットフォーム利用料(固定費用+紹介手数料の一定割合)を支払う必要があるが、自社データベース経由マッチングは、プラットフォーム利用料が発生しないため、収益性が高い。

同社は、候補者が入社した時点で、成功報酬(紹介手数料)を求人企業から受け取るが、求職者が入社後一定期間内に自己都合退職した場合は紹介手数料の一部を返金する契約を結んでいる。このため、対価の一定割合について収益を認識せず、返金負債として計上している。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。