デコルテ・ホールディングス(7372)IBJの連結子会社化により、更なる送客連携強化による利益成長加速に期待
フォトウエディング業界のパイオニア
IBJの連結子会社化により、更なる送客連携強化による利益成長加速に期待
業種:サービス業
アナリスト:村木雄一
◆ フォトウエディング業界のパイオニア
・デコルテ・ホールディングス(以下、同社)はフォトウエディングサービス(結婚式や披露宴の当日以外での結婚写真撮影のサービス)の市場を確立したパイオニアである。
◆ 25年9月期は8%増収、34%営業増益
・25/9期は前期比8.2%増収、同34.3%営業増益となった。落ち込んでいた婚姻件数が下げ止まったことに加え、撮影単価がサービス品質を前面に出した提案活動を徹底したことが奏功して上昇したことで増収を確保した。人員増に伴う人件費の増加や、アニバーサリーフォト事業の店舗閉鎖などに伴う一過性の費用が発生したが、増収効果により、大幅な営業増益となった。
◆ 26年9月期の会社計画は7%増収、53%営業増益
・同社は、26/9期業績を、期中4店の新規出店、IBJ(6071東証プライム)からの送客拡大、流行に沿った衣装の提案などによる単価上昇などを背景に、売上収益6,481百万円(前期比7.2%増)、営業利益453百万円(同53.9%増)と計画している。
・証券リサーチセンターでは、25/9期の実績や同社の施策などを踏まえて26/9期および27/9期の予想を見直し、新たに28/9期の予想を策定した。フォトウエディングサービス事業の増収により、増益基調が継続すると予想する。
◆ 公開買付を経てIBJの連結子会社に
・25年12月25日付けで、同社の筆頭株主で婚活関連サービス大手のIBJは公開買付によって同社株式を50.1%まで買い増し、同社を連結子会社とした。
・IBJは25年4月の同社との資本業務提携に基づき、6月から同社に対してフォトウエディングサービスの顧客の紹介を始めている。連結子会社化を機に、IBJはより積極的に送客に取り組むとみられ、同社の業績をさらに押し上げることが期待される。

