ディ・アイ・システム<4421> 技術者の稼働率の上昇を見込み、21年9月期以降の営業利益予想を増額した

2021/07/20

教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIer
技術者の稼働率の上昇を見込み、21年9月期以降の営業利益予想を増額した

業種: 情報・通信業
アナリスト: 大間知 淳

◆ 教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIer
・ディ・アイ・システム(以下、同社)は、IT技術者研修等の教育サービス事業を兼営する独立系の中堅SIerである。
・業務用アプリケーション開発、インフラシステム設計構築、運用保守によって構成されるシステムインテグレーション事業が売上高の95%前後を占めている。教育サービス事業は、規模が小さいものの、同社の新卒採用社員や業界未経験者の中途採用社員の採用・育成に大きな役割を果たしており、システムインテグレーション事業の成長を支えている。

◆ 21年9月期上期決算は5%増収、79%営業増益
・21/9期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、前年同期比5.0%増収、79.0%営業増益であった。売上高は計画をやや下回ったものの、元請比率や技術者の稼働率が想定以上に上昇したため、営業利益は計画を上回る大幅増益となった。

◆ 21年9月期の会社計画は15%増収、70%営業増益を維持
・上期の営業利益は計画を69百万円上回ったものの、新型コロナウイルス問題の影響や世界的な半導体不足の影響等を考慮したため、同社は15.2%増収、70.0%営業増益としている21/9期計画を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、21/9期上期実績や、同社の施策等を踏まえて、システムインテグレーション事業を中心に21/9期の業績予想を見直し、売上高を4,792百万円→4,742百万円、営業利益を178百万円→208百万円に修正した。

◆ 技術者の稼働率の上昇を見込み、22年9月期以降も営業利益予想を増額する
・当センターでは、21/9期上期実績を踏まえ、22/9期以降についても、売上高の予想をやや減額する一方、技術者の稼働率の上昇を見込み、営業利益の予想を増額した。前期比では、22/9期は12.0%増収、19.7%営業増益、23/9期は8.7%増収、23.3%営業増益と予想した。

一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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