アールプランナー<2983> 首都圏への進出と東海エリアでのシェア拡大により成長を目指す
2021/02/25
愛知県を主な営業エリアとし、一次取得者向けを中心に戸建住宅を販売
首都圏への進出と東海エリアでのシェア拡大により成長を目指す
業種: 不動産業
アナリスト: 髙木 伸行
◆ 愛知県を地盤とし一次取得者向けに住宅を販売
アールプランナー(以下、同社)グループは愛知県を中心に、注文住宅の請負、分譲住宅の販売、不動産仲介を行っている。初めて住宅を購入する住宅一次取得者を主なターゲットとしている。同社グループは同社及び連結子会社であるアールプランナー不動産で構成されている。
同社の事業セグメントは「戸建住宅事業」と「その他不動産事業」、「その他」から構成されている(図表1)。20/1期の売上高の96.1%を戸建住宅事業が占めており、戸建住宅事業の売上高の約3割は注文住宅事業、約6割は分譲住宅(含む土地分譲)事業によるものである。
1月末時点で住宅展示場・ショールームは愛知県に11拠点、東京都に3拠点、不動産店舗は愛知県に9拠点、東京都に2拠点を展開している。東京都への進出は、武蔵野市に東京支店(現吉祥寺オフィス、東京支店は20年8月に新宿に移転)を開設した19年10月からである。
一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。