ブリッジインターナショナル<7039> 総合的ソリューションをワンストップで提供可能なオンリーワン企業

2020/11/09

インサイドセールス領域に特化した法人営業支援サービスを展開
総合的ソリューションをワンストップで提供可能なオンリーワン企業

業種: サービス業
アナリスト: 前田 吉弘

◆ インサイドセールス領域に特化した支援サービスを提供
・ブリッジインターナショナル(以下、同社)は、02年の設立以来一貫してBtoB企業(法人を対象に商品、サービスを提供する企業)に対して、インサイドセールス(顧客には訪問せず、電話やメール・Web等を活用して営業活動を行う非対面型手法)の導入による法人営業改革支援を行っている。

◆ 20年12月期第2四半期累計期間は概ね会社計画に沿って推移
・20/12期第2四半期累計期間(以下、上期)の売上高は前年同期比11.5%増となったが、営業利益は中長期的な成長投資の減価償却費負担が重荷となり同0.5%増にとどまった。なお、減価償却前営業利益は前年同期比14.9%増と順調に拡大、業績全般としては概ね会社想定の範囲内で推移していると考えられる。
・同社は4月に子会社を設立し連結決算に移行している。連結子会社は同社が従来から行っていたコンサルティング事業を分社化したものであることから、当レポートでは20/12期の業績について、19/12期単独決算との比較を記載している。

◆ 20年12月期会社計画は13.3%増収、10.0%営業増益で据え置き
・20/12期について、同社はストックビジネスの拡大等を踏まえて13.3%増収、10.0%営業増益の期初計画を据え置いている。
・証券リサーチセンターは、20/12期上期実績等を踏まえて20/12期の業績予想を見直し、売上高を3,675百万円(前期比12.7%増)、営業利益を420百万円(同9.1%増)に微修正した。
・コロナ禍において、デジタルツール活用を必須とする法人営業改革が加速している。こうした動きは、デジタルインサイドセールスへの進化に取り組む同社にとって大きな追い風といえるだろう。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。