香陵住販<3495> 管理事業収益等のストック型収益の拡大等により、中期的な利益成長を予想

2020/01/31

茨城県内を中心に不動産の売買、仲介、管理等のサービスを提供
管理事業収益等のストック型収益の拡大等により、中期的な利益成長を予想

業種: 不動産業
アナリスト:大間知 淳

◆ 茨城県を中心に不動産の流通業と管理業を展開する
・香陵住販(以下、同社)は、茨城県を中心に、不動産の売買(自社企画投資用不動産の販売等)、仲介、建設請負、家賃保証等を行う「不動産流通業」と、不動産の管理や賃貸、コインパーキングやコインランドリーの運営、太陽光発電等を行う「不動産管理事業」を展開している。
・フロー型の不動産流通事業とストック型の不動産管理事業をバランス良く展開し、地域密着経営を長年実践している。

◆ 19 年9 月期決算は17%増収、7%営業増益
・19/9 期決算は、前期比17.3%増収、7.0%営業増益であった。単体業績の好調や、下期から子会社化したKASUMICの貢献により、売上高の計画達成率は106.2%であった一方、営業損失と見られるKASUMICの影響等から営業利益の計画達成率は103.2%にとどまった。

◆ 20 年9 月期の会社計画は10%増収、4%営業増益
・20/9 期について同社は、自社企画投資用不動産を中心とした不動産売上高の拡大や、賃貸事業収益の増加、買収子会社の通期寄与等を背景に、9.5%増収、3.8%営業増益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、単体の不動産売上高や、仲介事業収益、賃貸事業収益、KASUMICの業績を中心に20/9 期の業績予想を見直し、売上高を6,379 百万円→6,878 百万円、営業利益を634 百万円→625 百万円に修正した。

◆ ストック型収益の拡大や子会社の採算改善による成長を予想
・当センターでは、投資用不動産の同社顧客に対する金融機関の融資姿勢に大きな変化が見られないことに加え、管理事業収益や賃貸事業収益等のストック型収益の拡大を想定したことや、同社の営業ノウハウの浸透によって、KASUMICの利益率の改善を見込んだことから、21/9 期以降も利益成長が続くと予想している。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。