スマートバリュー<9417> 19 年6 月期中より連結業績開示へ移行してクラウドソリューション事業を強化

2019/07/05

クラウドソリューション提供と携帯電話販売代理店運営の二本柱で展開
19 年6 月期中より連結業績開示へ移行してクラウドソリューション事業を強化

業種:情報・通信業
アナリスト: 藤野敬太

◆ 会社概要
・スマートバリュー(以下、同社)は、現在、クラウドシステムによるソリューション提供と携帯電話販売代理店運営を主に展開している。
・90 年の社歴を持つファミリー企業だが、90 年代に現社長と前会長の兄弟への事業承継後の事業ポートフォリオ転換の経緯が特徴である。

◆ 19 年6 月期第2 四半期累計期間決算
・19/6 期第2 四半期累計期間決算は、売上高3,734 百万円(前年同期比14.4%増)、営業利益62 百万円(同41.7%減)となった。減益ながら、営業利益の期初会社計画に対する達成率は122.2%だった。売上好調も費用増によってクラウドソリューション事業は減益となった一方、端末販売台数の減少の中でもモバイル事業は利益を確保して増益となった。

◆ 19 年6 月期連結業績予想
・19/6 期連結業績について、同社は売上高8,097 百万円(前期比10.8% 増)、営業利益407 百万円(同6.7%増)と計画している(前期比は18/6 期単体業績との比較)。連結子会社の設立により、19/6 期第3 四半期より連結決算の開示を開始した。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/6 期の連結業績を、売上高8,034 百万円(同10.0%増)、営業利益397 百万円(同4.2%増) と会社計画を若干下回る水準を予想した。クラウドソリューション事業のうちモビリティ・サービスと地域情報クラウドが増収を牽引するが、先行投資の費用増等で、売上高営業利益率は18/6 期より若干低下しよう。

◆ 今後の注目点
・当センターでは、20/6 期は前期比11.1%、21/6 期は同7.6%の増収となり、売上総利益率の低下を売上高販管費率の低下でカバーし、売上高営業利益率は緩やかに改善してゆくものと予想した。
・モビリティ分野やデジタル・ガバメント分野でのプラットフォーム構築の動きが加速しており、それらがクラウドソリューション事業の拡大にどのようにつながるかに注目していきたい。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。