SKIYAKI<3995> bitfanがオムニチャネル戦略をけん引し、成長継続が期待される

2019/06/07

ファンクラブサービスの先駆者が率いるITプラットフォーム企業
bitfanがオムニチャネル戦略をけん引し、成長継続が期待される

業種: 情報・通信業
アナリスト: 難波 剛

◆ 主力はファンクラブにまつわる各サイトと管理システムの提供
・SKIYAKI(以下、同社)は、コンテンツホルダー(アーティスト、芸能プロダクション等)が自前で制作していた「ファンクラブサイト」、「グッズ販売サイト」、「チケット販売サイト」を代行制作し、それらサイトをワンストップで管理・更新出来るシステムを提供している。

191月期は64.2%増収、5.2%営業減益
・19/1期の連結業績は、売上高4,084百万円(前期比64.2%増)、営業利益229百万円(同5.2%減)、経常利益172 百万円(同20.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益79百万円(同56.0%減)となった。

201月期についてはレンジ形式で業績予想を開示
・同社は、20/1期業績について、売上高4,700~5,200百万円(前期比15.1%~27.3%増)、営業利益230~350百万円(同0.4%~52.8%増)と計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、同社の業績予想の開示を受け、20/1期業績予想を、売上高4,921百万円(前期比20.5%増)、営業利益271百万円(同17.7%増)、経常利益255百万円(同48.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益166百万円(同107.0%増)へ増額修正した。
・引き続き有料会員が堅調に増加し、それに伴うECサービス等の増加により、当センターでは22/1期にかけての年平均成長率を、売上高14.1%、営業利益23.1%と想定している。

◆ 投資に際しての留意点
・システムトラブルや、ネットワークやシステムのセキュリティが破られる等の広義のシステムトラブルが発生した場合、同社の業績、社会的信用に悪影響が及ぶ可能性がある。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。