ビーブレイクシステムズ<3986> 技術者不足によって、中期的に成長鈍化を予想する

2019/04/03

サービス業向けを中心にERPソフトウェア「MA-EYES」を開発・提供
技術者不足によって、中期的に成長鈍化を予想する

業種: 情報・通信業
アナリスト: 大間知 淳

◆ サービス業向けを中心とするERPソフトウェアを開発・提供
・ビーブレイクシステムズ(以下、同社)は、労働集約型・プロジェクト型のサービス業向けを中心にERPソフトウェア「MA-EYES(エムエーアイズ)」を開発・提供する独立系の情報サービス会社である。
・MA-EYESをSaaS形態や一括導入形態で提供するパッケージ事業と、システムインテグレーター等の顧客企業に常駐して開発を行うシステムインテグレーション事業を兼営し、両事業の繁閑に応じて機動的に技術者の配置を変更する体制を採っている。

◆ 19年6月期第2四半期累計期間の決算は4%減収、15%営業減益
・19/6期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、4.3%減収、14.8%営業減益であった。高利益率のパッケージ事業は拡大したものの、納入遅延に伴う不採算案件の発生があり、会社計画を下回る着地となった。

◆ 19年6月期の会社計画は6%増収、7%営業増益を維持
・不採算案件の影響収束とパッケージ事業の成長を受けて、6.0%増収、6.7%営業増益を見込む19/6期計画を、同社は据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、19/6期上期実績や、従業員数の減少等を踏まえて19/6期の業績予想を見直し、売上高を1,183百万円→1,135百万円(前期比0.3%増)、営業利益を175百万円→170百万円(同0.9%増)に引き下げた。

◆ 技術者の確保の重要性が増している
・当センターでは、技術者不足によって、中期的にも成長鈍化を予想したものの、パッケージ事業を中心とした増益シナリオは維持している。
・同社の従業員数は、16/6期末の131名をピークに18/6期末には122名に減少した。同社が目指すパッケージ事業の成長のためには、技術者の確保、増員の重要性が更に増していると当センターでは考えている。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。