日本取引所グループ(8697)の2017年度 決算の概要
2018/06/05
説明会開催日:2018年5月7日
取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏
取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏
◎事業の状況等
▽市況動向
・株券等の一日平均売買代金は、下期には4兆円を超える月があるなど活況を呈し、通期では前年度比14.9%増となる3.4兆円となり、過去最高を更新
・デリバティブは、下期に現物市場の活況や、ボラティリティの上昇を受け、取引高が急増。日経225先物の一日平均取引高は前年度比8.9%増の20.1万単位、TOPIX先物は17.0%増の10.5万単位。また、長期国債先物は25.9%増の3.6万単位
▽ETF・ETN/REIT市場の動向
・ ETF・ETN及びREITの一日平均売買代金は、下期においては、レバレッジ型ETFの売買の増加を背景に増加傾向に転じたが、通期においては前年度比8.8%減
・ 2016年度以降、TOPIX ETFを中心に、ETFの純資産残高は着実に増加
▽IPO/POの動向
・東証におけるIPO件数は、前年度とほぼ同水準となる83件
・上場企業・REITによる資金調達額は1兆9千億円程度となり、1兆8千億円程度の資金調達があった前年度と比べて微増
▽デリバティブ市場
・市場の活況を受け、全商品合計取引高は前年度比15.0%増となり、過去3番目の水準。ナイトセッション(NS)比率は36.1%と過去最高を更新
・2016年に上場したマザーズ先物の取引高は、12月以降、毎月40,000単位を超え、3月は過去最高となる57,504単位
▽市況動向
・株券等の一日平均売買代金は、下期には4兆円を超える月があるなど活況を呈し、通期では前年度比14.9%増となる3.4兆円となり、過去最高を更新
・デリバティブは、下期に現物市場の活況や、ボラティリティの上昇を受け、取引高が急増。日経225先物の一日平均取引高は前年度比8.9%増の20.1万単位、TOPIX先物は17.0%増の10.5万単位。また、長期国債先物は25.9%増の3.6万単位
▽ETF・ETN/REIT市場の動向
・ ETF・ETN及びREITの一日平均売買代金は、下期においては、レバレッジ型ETFの売買の増加を背景に増加傾向に転じたが、通期においては前年度比8.8%減
・ 2016年度以降、TOPIX ETFを中心に、ETFの純資産残高は着実に増加
▽IPO/POの動向
・東証におけるIPO件数は、前年度とほぼ同水準となる83件
・上場企業・REITによる資金調達額は1兆9千億円程度となり、1兆8千億円程度の資金調達があった前年度と比べて微増
▽デリバティブ市場
・市場の活況を受け、全商品合計取引高は前年度比15.0%増となり、過去3番目の水準。ナイトセッション(NS)比率は36.1%と過去最高を更新
・2016年に上場したマザーズ先物の取引高は、12月以降、毎月40,000単位を超え、3月は過去最高となる57,504単位
◎2017年度 決算〔IFRS〕の概要(2017年4月1日~2018年3月31日)
▽営業収益の状況
・取引の増加に伴い、取引に連動する取引・清算関連収益が増加
・ETFの純資産額や、上場会社数、時価総額の増加による年間上場料及びETFを中心とする追加上場料の増加に伴い、上場関連収益が増加
・相場情報の利用拡大による相場情報利用料の増加や、ETFの純資産額の増加による指数ライセンス収入の増加に伴い、情報関連収益が増加
・東京商品取引所(TOCOM)へのシステム提供や、取引所システム接続ネットワーク(arrownet)利用の拡大等により、その他の営業収益が増加
▽営業費用の状況
・ESOP信託制度導入等に伴い、人件費が増加
・システムセキュリティやBCPの強化及び新清算システムの稼動(2018年2月)のための支出などにより、システム維持・運営費が増加
・デリバティブ売買システム(J-GATE)のリプレース(2016年7月)までの旧J-GATEの加速償却の反動減により、減価償却費及び償却費が減少
▽業績ハイライトと2018年度予想
・営業収益は前期比11.9%増の1,207億円、営業利益は20.9%増の717億円
・システム維持・運営費や人件費の増加により営業費用は増加したものの、取引関連収益を中心とする営業収益の増加がそれを上回り、当期利益は前年度比19.8%増
・JPX発足5周年及び過去最高益の達成を記念し、1株あたり10.0円の記念配当を実施
・2018年度は、営業収益は前期比1.9%増の1,230億円、営業利益は5.3%減の680億円を予想
▽営業収益の状況
・取引の増加に伴い、取引に連動する取引・清算関連収益が増加
・ETFの純資産額や、上場会社数、時価総額の増加による年間上場料及びETFを中心とする追加上場料の増加に伴い、上場関連収益が増加
・相場情報の利用拡大による相場情報利用料の増加や、ETFの純資産額の増加による指数ライセンス収入の増加に伴い、情報関連収益が増加
・東京商品取引所(TOCOM)へのシステム提供や、取引所システム接続ネットワーク(arrownet)利用の拡大等により、その他の営業収益が増加
▽営業費用の状況
・ESOP信託制度導入等に伴い、人件費が増加
・システムセキュリティやBCPの強化及び新清算システムの稼動(2018年2月)のための支出などにより、システム維持・運営費が増加
・デリバティブ売買システム(J-GATE)のリプレース(2016年7月)までの旧J-GATEの加速償却の反動減により、減価償却費及び償却費が減少
▽業績ハイライトと2018年度予想
・営業収益は前期比11.9%増の1,207億円、営業利益は20.9%増の717億円
・システム維持・運営費や人件費の増加により営業費用は増加したものの、取引関連収益を中心とする営業収益の増加がそれを上回り、当期利益は前年度比19.8%増
・JPX発足5周年及び過去最高益の達成を記念し、1株あたり10.0円の記念配当を実施
・2018年度は、営業収益は前期比1.9%増の1,230億円、営業利益は5.3%減の680億円を予想
◎第二次中期経営計画のアップデート方針
・現下の外部環境や想定される課題等を踏まえつつ、これまでの進捗や効果を確認しながら、第二次中期経営計画の達成に向けた仕上げの1年として実行計画を見直す
・引き続き、市場の信頼性及び効率性の維持・強化に重点を置きつつも、フィンテックによって生じうる変化の方向性なども展望しながら、重点的な施策を追加・修正する
・2019年度以降の次期の中期経営計画に向けた助走期間として、ESG投資の促進や人材基盤の強化、フィンテックの活用など、新しい経営課題へのリサーチや投資強化を進める
・現下の外部環境や想定される課題等を踏まえつつ、これまでの進捗や効果を確認しながら、第二次中期経営計画の達成に向けた仕上げの1年として実行計画を見直す
・引き続き、市場の信頼性及び効率性の維持・強化に重点を置きつつも、フィンテックによって生じうる変化の方向性なども展望しながら、重点的な施策を追加・修正する
・2019年度以降の次期の中期経営計画に向けた助走期間として、ESG投資の促進や人材基盤の強化、フィンテックの活用など、新しい経営課題へのリサーチや投資強化を進める
株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
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