インテージHD(4326)の中間決算はマーケティング支援が好調に推移、成長に向けた投資も進捗し期初の計画通り増収減益

2017/12/08



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説明会開催日:2017年11月16日
代表取締役社長 宮首 賢治氏

◎決算サマリー
・売上は前年同期比7%増の229.4億円、営業利益は7.5%減の12.7億円
・期初の計画通り増収減益。経常利益、親会社株主利益は、営業外収益(主に受取配当金)の増加の影響により対前年比・対予想比共にプラス

 

◎セグメント別状況
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・売上高はカスタムリサーチの既存調査及びインターネット調査、官公庁案件などが好調に推移し増収
・営業利益は第12次中期経営計画において掲げているデータの価値向上およびサービス領域の拡大を目指すための投資を進めた結果、減益
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・㈱アスクレップにおける医薬品の製造販売後調査及び㈱アンテリオにおけるプロモーション活動の評価サービスなどが好調に推移
・㈱アンテリオにおいて既存サービスの商品価値向上のための投資を行ったほか前年まで発生していた大型案件の反動等の影響により増収減益
▽ビジネスインテリジェンス
・旅行業界をはじめとしてCG&S及びヘルスケア業界において案件の受注が堅調に推移し、増収増益

 

◎2018年3月期通期見通し・利益配分
・売上は前期比6.3%増の510億円、営業利益は6.3%減の40億円を予想
・期初予想から、経常利益、親会社株主利益を上方修正
・1株当たり期末配当金は前期比2.5円増の20円(配当性向28.6%)を予想

 

◎第12次中期経営計画について
【グループ基本方針】
“Take the Initiative” ~データ活用の領域で先手を取れ~
【目指すべき姿】
・グループの持続的成長を確実なものに
・お客様の「情報」パートナーへ、そして「戦略」パートナーへ進化
【戦略ポイント】
1.成長ドライバー創出に向けた研究開発体制の整備
・インテージグループR&Dセンターの実例
2.ビジネス領域の進化とデータ価値向上の実現
・Intage Open Innovation Fundの主な投資先
・次世代パネル構想(Census-Hybrid SRI (仮称))
3.働き方改革へのチャレンジ
【投資進捗報告】
・事業成長のための投資として“売上高R&D経費比率2%水準”を掲げている
・上期投資費用の一部が下期にズレこむが年間では予定通りの水準となる予定

 


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