桧家ホールディングス(1413)の通期決算は、レスコハウスの連結子会社化及び不動産事業の牽引で大幅増収増益に

2017/03/10



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説明会開催日:2017年2月27日
代表取締役社長 近藤 昭氏

◎決算概要
・売上は前年比18.5%増の931.4億円、営業利益は16.8%増の61億円
・レスコハウスの連結子会社化及び戸建分譲住宅、収益物件の販売が堅調に推移するなど不動産事業が牽引、住宅販売棟数は全体で3,000棟を突破し、3,037棟を達成
・断熱材事業の原価率低下及び不動産事業の増収による粗利益額の増加等により過去最高利益を更新

 

◎事業別概況
▽注文住宅事業
・レスコハウスの連結子会社化及び桧家ブランド、パパまるブランドともに完成引き渡しが順調に推移し前年同期比13.4%増
・桧家ブランドにおける新規展示場への出展費用やパパまるハウスのエリア拡大に伴う人件費の増加等により前年同期比3.9%減
・パパまるハウスが受注高、受注残高ともに増加し、全体では受注高+11.0%増、受注残高+4.4%増
▽不動産事業
・桧家不動産、パパまるハウスの戸建分譲住宅販売が好調に推移したこと及びフュージョン資産マネジメントの収益物件販売が本格稼働したことにより前年同期比50.3%増
・増収に伴う利益増により前年同期比134.0%増
▽断熱材事業
・戸建住宅断熱施工の堅調な受注を受け前期比8.3%増
・断熱材原料を自社ブランドへシフトすることにより大幅なコスト削減を実現し前期比35.2%増
▽リフォーム事業
・レスコハウスの連結子会社化及び外構、エクステリアの受注が増加したことにより前期比18.0%増
・増収に伴う利益増により前年同期比50.8%増
▽介護保育事業
・介護は入居率が想定を下回るも、保育は新設した保育所等の売上が寄与したこと、各種補助金収入による増収等により前期比11.6%増
・保育の増収により粗利益増加、介護の不採算施設撤退に伴う固定費減少等により大幅に改善

 

◎通期業績見通し
・売上は前年比14.9%増の1,070億円、営業利益は9.8%増の67億円を予想
・注文住宅事業は、新商品「Z空調」の販売開始による受注増、桧家ブランドの展示場増加、パパまるハウスのエリア拡大により増収見込み
・不動産事業では、収益物件販売は投資ニーズが底堅く推移していること等から販売用不動産持高上限拡大を計画
・断熱材事業は、原油の上昇リスク等を勘案し原料価格の上昇及び売上拡大のための先行投資費用を想定
・1株当たり配当金は、年間70円(配当性向25.7%)と10円増配予定

 


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