東映アニメーション(4816)の中間決算は劇場公開連動のタイアップ・販促関連販売好調で売上は過去最高額に

2016/12/21


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説明会開催日:2016年11月2日
代表取締役社長 吉谷 敏氏

 

◎決算のポイント
・売上は前年同期比6.8%増の197.7億円、営業利益は13.0%減の44.2億円
・「ONE PIECE FILM GOLD」 劇場公開連動のタイアップ・販促関連販売が好調で売上は過去最高額
・国内外ともにアプリゲーム向けライセンス販売が好調
・予定した複数作品中国向け大口映像配信権売上の一部下期ずれ込み

 

◎セグメント別分析
・映像制作・販売事業は、「海外映像」で前年同期にあった複数作品の中国向け大口映像配信権の売上計上が下期に一部ずれ込み大幅な減収
・版権事業は、特に「海外版権」で大幅な増収。全世界でアプリゲーム『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や『ワンピース トレジャークルーズ』、中国でゲーム化権の販売や「聖闘士星矢」のアプリゲームが好調に推移
・商品販売事業は、「ONE PIECE FILM GOLD」の劇場公開向けタイアップ・販促関連商品の販売好調に加え、海外イベント物販収入もあり、大幅な増収

 

◎2017年3月期業績予想の修正
・売上は、前回予想比16.1%増の354億円を予想
・営業利益は、前回予想比35.1%増の77億円を予想
▽予想修正の根拠
・中国向け大口映像配信権販売の下期ずれ込み分が上乗せ
・国内、海外ともアプリゲーム化権販売が今後とも堅調に推移すると予想

 

◎中長期の成長に向けた取り組み
▽企画・製作プロダクションとしての原点回帰
・企画製作本部の新設
・製作現場の環境整備
・パイロット映像製作の積極化
▽フロンティアの開拓による成長
・周辺事業や海外事業において、既存事業の枠を超えた新たなチャレンジを積極化
▽創発企業2.0への進化
・全ての社員が収益を最大化する企画や仕組みを考え、新たなビジネスを創出するための体制整備の推進

 

◎配当について
・1株あたり普通配当30円+(業績等勘案;特別配当)を予定

 


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