サン電子(6736):山口正則社長 モバイルデータソリューション事業が売上・利益とも大幅に伸長、売上243億円、営業利益21.9億円と共に前期比30%超の増加、上場来最高数字を達成。
2014/05/28
説明会開催日:2014年5月15日
スピーカー:代表取締役社長 山口 正則 氏
サン電子が5月15日に発表した2014年3月期決算は、モバイルデータソリューション事業が売上で前期比56%、営業利益で67%と大幅な増収増益となり、この寄与で通期の売上は前期比30.2%増の243億円、営業利益は39.1%増の21.9億円となり、上場来最高の数字を達成した。情報通信関連事業は主に「cellebrite」ブランド製品である携帯電話販売店、犯罪捜査機関等向けのモバイルデータトランスファー機器の開発・製造・販売事業だが、リテイル・フォレンジックともに販売・保守契約が順調に推移したことに加え、為替差益も増加したことが好調の要因となった。また遊技台部品事業も前期に引き続き、新機種の制御基板の販売が順調に推移し、堅調な業績となった。山口社長は、中期戦略としてグローバル化の加速を挙げ、米国シリコンバレーに現地法人を開設し、新規事業のインターネットサービス開発開始を目指している。また急拡大するM2M市場でのシェア拡大に向け、イスラエルM2M企業Bacsoft社の株式取得を予定、またCellebrite社商品の世界販路拡大に向けた取り組みについても語った。今期については売上250億円、営業利益25億円の増収増益、情報通信関連事業とエンターテインメント事業の売上比率50:50とバランスの良い拡大経営を目指すことを明言した。
株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
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