三菱マテリアル(5711):浜地昭男常務 第4Qに想定外の事象発生で会社予想には及ばなかったが、円安効果もあり売上は前期比1,275億円増の1兆4,147億円、営業利益も137億円増の662億円。

2014/05/21
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説明会開催日:2014年5月14日
スピーカー:常務取締役 浜地 昭男 氏


三菱マテリアルが5月14日に発表した2014年3月期決算は、円安要因に加え、外部からの購入銅の影響とセメント事業の日米での伸びにより売上は前期比1,275億円増の1兆4,147億円、営業利益も前期比137億円増の662億円となった。金地金の旺盛な販売などにより第3Qまで業績は好調に推移していたが、第4Qにおいて四日市ポリシリコン工場の事故や九州工場の火力発電所の故障など想定外の事象が発生した影響から業績が悪化、通期の売上・営業利益は会社予想には達しなかったものの、当期純利益は予想を75億円上回る水準を確保した。今期の業績については、為替は対ドル102円、対ユーロ140円を想定。浜地常務は今期の事業環境について、国内ゼメント需要は堅調なものの建設労働力不足などの影響で微増、一方、米国では順調な景気回復のもとセメント需要も大幅な伸びを見込み、保有する輸入ターミナルの再稼働準備に入ったことを明らかにした。このような背景から、為替差益ではなく実質的な数量増による増収を目指す姿勢を示し、今期の業績予想として売上は1兆5,000億円、営業利益は740億円と増収増益を予想、前期比2円増配の計画にも言及した。


 
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