ひらまつ(2764)の中間決算は、ホテル事業のMC契約移行により前年同期比で大幅減収

2025/12/04


btn03_hvdbtn01_hvdbtn02_hvd

説明会開催日:2025年11月17日
代表取締役社長CEO 三須 和泰氏

◎業績概要
・売上は前年同期比19.6%減の44.6億円、営業損失は66百万
・当中間期の売上は、ホテル事業のMC契約移行により前年同期比で大幅減収
・レストラン・ブライダル事業は、リニューアル休業などの特殊要因により前年・当初計画比で減収となったものの、特殊要因を除く既存店は各種施策効果により前年・当初計画比ともに増収
・ホテル事業は、競争環境の激化により一部施設の稼働率が低下し、前年・計画比ともに減収
・利益面では、増収効果に加え人件費の適正化やコストコントロールの進展により、各段階利益とも計画比で増益、当期純利益は税制上の効果により計画比大幅増益
▽売上分析 前年同期比較
・ホテルMC化や退店等の特殊要因を除くと前年比で増収
・レストラン事業は、各種施策の効果により堅調に推移し、特殊要因を除くと前年比で増収
・ブライダル事業は、単価向上施策が奏功し前年比で増収
・その他については、ホテルMCフィーや受託事業が増加したことにより前年比増収
▽売上分析 当初計画比較
・全体売上は計画比増収
・レストラン事業は、特殊要因を除くとほぼ計画通りに推移
・ブライダル事業は、単価向上施策が奏功し、計画比増収
・その他については、ホテルMCフィーやワイン外販が下振れ計画比減収
▽損益構造分析 前年同期比較
・各事業の増収効果により粗利増(特殊要因によりレストランは減益)
・戦略的人材投資としてベースアップを実施しつつ生産性向上の取組みにより人件費増を抑制
・コストコントロール効果によりレストラン経費減、移転等により本社経費増(計画範囲内)
・ホテルMC化による構造変化により収益性が改善
・税制上の効果により法人税大幅減少
▽損益構造分析 当初計画比較
・主にブライダル事業の増収効果により粗利増
・ースアップ(戦略的人材投資)による人件費増を生産性向上の取組みにより計画範囲内に抑制
・コストコントロール効果によりレストラン経費減
▽貸借対照表
・ホテル資産売却に伴う仮受消費税精算により総資産が減少し自己資本比率が上昇
・当中間期時点では、経常損失によりROA及びROE共に一時的マイナス

 

◎2026年3月期業績予想
・売上は前期比11.9%減の93.9億円、営業利益は27.1%減の249百万円を予想
・上期実績を踏まえ、当初計画を上方修正(2025年11月6日公表済)
・第3四半期以降も主要事業の稼働は堅調に推移する見込みであり、今後の需要動向や各施策の進捗状況によっては業績がさらに上振れる可能性も有
・現時点では判明している範囲の情報をもとに合理的に算定した通期見通しを開示

 

◎中期経営計画の進捗
▽生産性向上プロジェクトによる効率化
・生産性向上プロジェクトを第1四半期に発足
・短期的な取組みとして業務改善タスク推進、中長期的な取組みとしてBPRタスクを推進
▽利益計画の進捗
・25年度業績見通しは、営業利益1.8億円(1.9%)の増益を見込む
・今後の業績状況に応じ計画の見直しを検討

 


株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
【各企業の動画一覧ページはこちら】
免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.