インテージHD(4326)の通期決算は、修正後の業績予想には届かなかったものの、ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の新規連結の他、既存の事業も伸長し、前年比では増収増益で着地。CRO事業の譲渡益計上により、親会社株主利益は大きく増加
2025/09/04
説明会開催日:2025年8月21日
代表取締役社長 仁司 与志矢氏
代表取締役社長 仁司 与志矢氏
◎決算サマリー
・売上は655.7億円(前期比+3.6%)、営業利益は42.4億円(+28.9%)
・DIMの新規連結に加え既存の事業も伸長したことにより増収
・増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により大幅に増益
・利益重視のマネジメントを行いつつ、投資は計画通り実施
・売上は655.7億円(前期比+3.6%)、営業利益は42.4億円(+28.9%)
・DIMの新規連結に加え既存の事業も伸長したことにより増収
・増収効果に加え、業務効率化や固定費削減などのコスト最適化施策により大幅に増益
・利益重視のマネジメントを行いつつ、投資は計画通り実施
◎セグメント別業績
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・DIMの新規連結も貢献し、CR-Web、Coの売上が大きく増加
・CR-Web以外も好調。パネル調査も前年水準を維持
・海外は(株)データスプリング等が前年を上回る水準で推移
・営業利益は、投資費用、人件費の増加およびドコモとのシナジー事業立ち上げによる先行費用を飲み込み、前年を上回る
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・CR・パネル調査が堅調に推移しセグメントを牽引
・プロモーションは、前年と同水準で着地
・CROは事業売却により第2四半期以降の売上計上無し
・営業利益は、CR・パネル調査の好調により前年を上回る
▽ビジネスインテリジェンス
・重点投資分野に据えたデータ統合基盤・活用ビジネスが堅調に推移
した他、ローコード開発案件の好調によりDXが前年比大幅増
・既存顧客業界向けのBPOも複数案件を獲得し増加
・SIは前期大型案件の反動減により前年を下回る
・営業利益は価格設定の見直しや委託費コントロール、業務効率化によって前年を上回る
▽マーケティング支援(消費財・サービス)
・DIMの新規連結も貢献し、CR-Web、Coの売上が大きく増加
・CR-Web以外も好調。パネル調査も前年水準を維持
・海外は(株)データスプリング等が前年を上回る水準で推移
・営業利益は、投資費用、人件費の増加およびドコモとのシナジー事業立ち上げによる先行費用を飲み込み、前年を上回る
▽マーケティング支援(ヘルスケア)
・CR・パネル調査が堅調に推移しセグメントを牽引
・プロモーションは、前年と同水準で着地
・CROは事業売却により第2四半期以降の売上計上無し
・営業利益は、CR・パネル調査の好調により前年を上回る
▽ビジネスインテリジェンス
・重点投資分野に据えたデータ統合基盤・活用ビジネスが堅調に推移
した他、ローコード開発案件の好調によりDXが前年比大幅増
・既存顧客業界向けのBPOも複数案件を獲得し増加
・SIは前期大型案件の反動減により前年を下回る
・営業利益は価格設定の見直しや委託費コントロール、業務効率化によって前年を上回る
◎第14次中期経営計画
▽基本方針
・Data+Technology企業としてのNew Portfolioへ
▽重点課題
・グループ戦略:2030年の展望をゴールとしたビジネス価値発揮の拡大
・データ戦略:市場が変化しても自社データ価値を高めるデータ戦略の推進
・テクノロジー戦略:データ活用、DX支援を挑戦し続け、産業の境界線を越える
・共創戦略:新たな価値発揮の創出を支援するグループ共創の推進
▽ドコモとのシナジー
・継続して、バリューチェーンを一気通貫で支援する生活者中心のデータドリブンマーケティングを提供するべく、広告・
販促・CRMなどのマーケティング実行領域における価値拡大を目指す
2024年度の取組み
・シナジー元年として、データ基盤整備/サービス開発/ソリューション事例の
創出/PR施策などを推進。成果創出に向け、多方面での活動にトライ
2025年度の活動
・シナジーへの取組みをリデザイン、収益化に向けた体制強化および商流整理や事業・管理定義の見直し等を行うと共に、ドコモのアセットも活用したクライアント企業への提案力強化、データや基盤の整備を実施
▽CG&Sトピックス
・官公庁向けデータ活用
・イオンマーケティング㈱様のメディア戦略の取組みに協働
▽基本方針
・Data+Technology企業としてのNew Portfolioへ
▽重点課題
・グループ戦略:2030年の展望をゴールとしたビジネス価値発揮の拡大
・データ戦略:市場が変化しても自社データ価値を高めるデータ戦略の推進
・テクノロジー戦略:データ活用、DX支援を挑戦し続け、産業の境界線を越える
・共創戦略:新たな価値発揮の創出を支援するグループ共創の推進
▽ドコモとのシナジー
・継続して、バリューチェーンを一気通貫で支援する生活者中心のデータドリブンマーケティングを提供するべく、広告・
販促・CRMなどのマーケティング実行領域における価値拡大を目指す
2024年度の取組み
・シナジー元年として、データ基盤整備/サービス開発/ソリューション事例の
創出/PR施策などを推進。成果創出に向け、多方面での活動にトライ
2025年度の活動
・シナジーへの取組みをリデザイン、収益化に向けた体制強化および商流整理や事業・管理定義の見直し等を行うと共に、ドコモのアセットも活用したクライアント企業への提案力強化、データや基盤の整備を実施
▽CG&Sトピックス
・官公庁向けデータ活用
・イオンマーケティング㈱様のメディア戦略の取組みに協働
◎業績予想・資本政策
▽2026年6月期の業績予想
・第2四半期(中間期)ならびに通期ともに、基幹事業の増販を見込み増収、営業利益はSCIの切替完了や経費コントロール等により大幅な増益を予定。親会社株主利益は、CRO事業譲渡益の反動により前期比で減少見込み
・売上は700億円(前期比+6.8%)、営業利益56億円(+32.0%)、経常利益55億円(+33.1%)を予想
・消費財・サービスは、 SCIの切替完了や値上げ等を更に推し進め増収増益を計画
・ヘルスケアも堅調なビジネス環境を踏まえ増収増益予想
・ビジネスインテリジェンスは前期の大型案件の反動により減収減益を見込む
▽資本政策について
・資本効率を重視し、最終利益を全額「株主還元」と「成長投資」に振り向ける
▽配当方針
・利益配分に関する基本方針をもとに、2025年6月期の最終利益を踏まえ、年間45円の増配確定
・2026年6月期は、さらに3円プラスの年間48円と増配を継続
▽2026年6月期の業績予想
・第2四半期(中間期)ならびに通期ともに、基幹事業の増販を見込み増収、営業利益はSCIの切替完了や経費コントロール等により大幅な増益を予定。親会社株主利益は、CRO事業譲渡益の反動により前期比で減少見込み
・売上は700億円(前期比+6.8%)、営業利益56億円(+32.0%)、経常利益55億円(+33.1%)を予想
・消費財・サービスは、 SCIの切替完了や値上げ等を更に推し進め増収増益を計画
・ヘルスケアも堅調なビジネス環境を踏まえ増収増益予想
・ビジネスインテリジェンスは前期の大型案件の反動により減収減益を見込む
▽資本政策について
・資本効率を重視し、最終利益を全額「株主還元」と「成長投資」に振り向ける
▽配当方針
・利益配分に関する基本方針をもとに、2025年6月期の最終利益を踏まえ、年間45円の増配確定
・2026年6月期は、さらに3円プラスの年間48円と増配を継続
決算中継「社長のビジョン」 株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.
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