東陽テクニカ(8151)の通期決算はカーボンニュートラル分野の活発な投資が年間を通じて続き、物性/エネルギー事業が売上を牽引

2023/11/30



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説明会開催日:2023年11月17日
代表取締役社長 高野 俊也氏

◎決算ハイライト
・売上は前期比16.8%増の281.7億円、営業利益は8.6%減の14.7億円
▽売上高
・カーボンニュートラル分野の活発な投資が年間を通じて続き、物性/エネルギー事業が牽引
・大型案件売上や受注残の納入が進んだEMC/大型アンテナ事業が堅調
・機械制御/振動騒音事業のAD/ADAS※1向け米国大型案件が顧客都合により遅延
▽営業利益
・為替変動による売上総利益率の低下
・成長戦略のための人材先行投資、営業活動の活発化などによる販管費が増加
▽為替と売上総利益率の推移
・為替は引き続き円安傾向が続くが、売上総利益率は42.2%に回復
▽受注高・受注残高概況
・受注高はカーボンニュートラルの物性/エネルギー分野や海洋/特機分野が堅調に伸びた
・受注残高はEMC/大型アンテナ事業以外すべての事業で前年比増加

 

◎2024年9月期 業績予想
・売上高・営業利益・経常利益・当期純利益ともに前年比増加を予想
・売上は前期比38.3%増の320.0億円、営業利益は15.3%増の30.0億円を予想
<2024年9月期業績予想達成へ向けて>
▽中計”TY2024”目標売上高を上方修正、売上高320億円へ
・好調な物性/エネルギー事業のさらなる拡大、積極的なM&Aによる売上拡大へ
▽営業利益予想は中計目標未達も前年比倍増へ
・円安の継続による仕入額の上昇、成長投資のための人材確保による販管費増加で中計目標35億には届かずだが売上の拡大と高利益率案件の拡充により営業利益は前年比204%を予想
▽目標値ROE8%は必達
・当期純利益の拡大と積極的な株主還元による自己資本のスリム化を引き続き推進
▽資本政策と株主還元:配当予想と配当金
・8年連続で増配を実現、今期も最高額の1株当たり62円の配当を予想
▽サステナビリティへの取り組み
・ESG投資指数 「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」 の構成銘柄に初選定

 

◎時代を切り拓く“はかる”技術への取り組み
・R&Dセンターに「EV充電テストラボ」を開設 「電気自動車(EV)充電評価サービス」を開始
・一般建設業取得に続き「特定建設業」の許可を取得 設置工事を伴う大型システムも直接提供

 


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