アルトナー(2163)の第62期中間決算は、主要顧客の自動車関連メーカー、半導体製造装置関連メーカーにおいて旺盛な開発意欲が継続し、技術者要請が旺盛。稼働人員が前年同期を上回る。

2023/09/20



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説明会開催日:2023年9月13日
代表取締役社長 関口 相三氏

◎決算概要
・売上高は前年同期比10.7%増の50.0億円、営業利益は27.7%増の8.8億円
・経常利益は27.6%増、四半期純利益は28.8%増。営業利益率17.6%
・稼働人員が前年同期を上回る
・技術者単価が前年同期を上回る
・労働工数が前年同期と同水準
・スタッフの増員、採用広告等の採用投資を実施
・採用・営業活動の回復に伴い旅費交通費等が増加

 

◎プライム市場の上場維持基準達成への進捗
・中期経営計画の最終年度となる2025年1月期までに、「流通株式時価総額」の上場維持基準を充たすため、引き続き、各種取組を進めていく
・移行基準日時点より、2023年9月7日時点で、流通株式時価総額は202.4%増加。株価は98.7%上昇
・2022年4月 株式の売出しを実施し、68.6%まで流通株式比率引き上げ済
・配当性向は30%をベースに50%に引き上げを2022年1月期より実施済
・総還元性向は状況を勘案し、適宜、自社株買いを検討
・ROEは23.5%。2018年1月期実績26.9%の実績更新を目指す
・個人・機関投資家への情報発信の強化について、2023年1月期は計画数を開催。認知度が向上(アンケート調査)。引き続き2023年1月期と同数を実施
・外国人投資家を意識した英文開示の推進について、2023年1月期は計画通りの英文開示を実施。引き続き2023年1月期と同様の開示を実施
・「コーポレートガバナンス・コード」(2021年6月版)の対応について、2023年1月期よりTCFD開示等を実施。引き続きコーポレートガバナンスを意識した開示を実施
・非財務情報の発信について、統合報告書の制作、ESG評価機関を意識した情報発信の推進
・事業活動の柱に「カーボンニュートラル」を据えて、採用・教育・営業の社内体制を構築

 

◎第62期第2四半期 業績予想の進捗
・業績予想(通期)に対して、第2四半期実績の進捗率は、売上高51.1%、営業利益66.5%、経常利益66.5%、当期純利益67.1%
・キャリア採用の通期計画180人に対して、第2四半期実績は32人であったが、技術者単価の上昇、新卒技術者の前倒し配属により、業績予想の達成を見込む

 

◎安定的かつ継続的な配当の実施
・’24年1月期(予想)80.2%
・今期の中間配当は、前回予想より5.5円増配し、37.5円に修正
・期末配当は32円を予定し、年間配当金は69.5円(前期比9.5円増配)を予定
・配当性向50%をベースとし、毎年、当期純利益を増額していくことにより、前年割れのない配当金額の決定をしていきたい

 


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