グローバル・ワン不動産投資法人(8958)の第39期決算は、水道光熱費の上振れを主因として予想比減益。当期分配金は、圧縮積立金を取崩し、予想比±0円の2,860円を確保
2023/06/12
説明会開催日:2023年5月25日
代表取締役社長 山内 和紀氏
代表取締役社長 山内 和紀氏
◎決算概要と業績予想
・営業収益は66.6億円(前期比+17.1%)、営業利益は33.4億円(+24.7%)、当期純利益は29.2億円(+27.5%)、1口当たり分配金は2,860円(+434円)
・予想比較:水道光熱費の上振れを主因として減益。当期分配金は、圧縮積立金を取崩し、予想比±0円の2,860円を確保
・前期比較:資産⼊替による増収増益効果が、既存10物件の減益および増資に伴う希薄化を大幅に上回る
・内部留保を若干取崩し、分配金は2,860円を維持(前期DPU実績⽐+17.9%)
・第40期の業績は、営業収益は72.5億円、営業利益は37.4億円、当期純利益は33.1億円、1口当たり分配金は3,038円を予想
・既存10物件では賃料等収入が減少するも、大手町第2回売却(30%持分)、札幌の通期寄与、名古屋の取得等により大幅増益
・圧縮積立金積立額の調整により分配金は当初予想の3,038円を維持(39期DPU実績比+6.2%)
・第41期の業績は、営業収益は72.1億円、営業利益は37.9億円、当期純利益は33.6億円、1口当たり分配金は2,959円を予想
・名古屋の通期寄与と、既存10物件での賃料等収入増加等により増益
・当期純利益の10%に相当する内部留保を行い、分配金は2,959円を見込む(40期DPU予想比△2.6%)
・営業収益は66.6億円(前期比+17.1%)、営業利益は33.4億円(+24.7%)、当期純利益は29.2億円(+27.5%)、1口当たり分配金は2,860円(+434円)
・予想比較:水道光熱費の上振れを主因として減益。当期分配金は、圧縮積立金を取崩し、予想比±0円の2,860円を確保
・前期比較:資産⼊替による増収増益効果が、既存10物件の減益および増資に伴う希薄化を大幅に上回る
・内部留保を若干取崩し、分配金は2,860円を維持(前期DPU実績⽐+17.9%)
・第40期の業績は、営業収益は72.5億円、営業利益は37.4億円、当期純利益は33.1億円、1口当たり分配金は3,038円を予想
・既存10物件では賃料等収入が減少するも、大手町第2回売却(30%持分)、札幌の通期寄与、名古屋の取得等により大幅増益
・圧縮積立金積立額の調整により分配金は当初予想の3,038円を維持(39期DPU実績比+6.2%)
・第41期の業績は、営業収益は72.1億円、営業利益は37.9億円、当期純利益は33.6億円、1口当たり分配金は2,959円を予想
・名古屋の通期寄与と、既存10物件での賃料等収入増加等により増益
・当期純利益の10%に相当する内部留保を行い、分配金は2,959円を見込む(40期DPU予想比△2.6%)
◎運用状況
<内部成長>
▽水道光熱費収支の状況
・全物件でテナント請求単価を変動制に変更し、電力料金上昇による収支への悪影響を緩和
▽稼働の状況
・ポートフォリオ稼働率は前期比△0.4ポイントの96.3%へ低下(2023年3月末時点)
・仙石山が一部解約により87.0%に低下し、豊洲は79.1%で埋め戻し途上も、その他物件は高位安定稼働
▽テナント入替の状況・豊洲のリーシング状況
・豊洲・横浜での大口退去はあったものの、多くの物件で埋戻しが進展したため、ネット退去面積はごく僅か
・豊洲はリーシングが若干進展し、2023年9月末には稼働率が83.9%まで回復する見込み
▽賃貸マーケット動向
・好況期のようにグレードアップ・業容拡大を目的とする移転が多い
▽テナント入替・賃料改定による月額賃料変動
・テナント入替・賃料改定の結果、契約ベースの月額賃料は前期比2.4百万円増加
▽賃料改定 ①現在の状況
・当期は増額で着地し、今期も増額を達成できる見込み
▽賃料改定 ②今後の見通し
・マーケット賃料を踏まえ、テナントとの丁寧な対話により、トータルでの賃料増額を目指す
▽マーケット賃料の状況
・東京都内は下落(平河町・仙石山・錦糸町は横ばい)、横浜・さいたま・大阪は横ばい
<外部成長>
▽外部成長への取組み
・当面の目標である2,000億円を達成して次の成長ステージへ
▽資産入替の実績
・収益安定化・ポートフォリオの質向上のための資産入替を継続検討
<財務>
▽財務運営の推移
・長期固定金利を主軸とした調達を維持し、規律ある財務運営を継続
▽返済期日の分散状況(2023年3月31日現在)
・リファイナンスでグリーンローンを導入し、期日分散とコスト削減を実施
▽内部留保
・更なる内部留保積上げによる安定した分配金マネジメントの実現
<ESGへの取組み>
▽当期のトピックス
・持投資口制度の導入やDEIの推進等、幅広い取組みを継続
・グリーンローンによる借入を実施
・豊洲で「CASBEE‐不動産」評価認証“Sランク”新規取得
・トイレ混雑緩和サービスの設置(豊洲)
・献血会場の提供(さいたま)
<内部成長>
▽水道光熱費収支の状況
・全物件でテナント請求単価を変動制に変更し、電力料金上昇による収支への悪影響を緩和
▽稼働の状況
・ポートフォリオ稼働率は前期比△0.4ポイントの96.3%へ低下(2023年3月末時点)
・仙石山が一部解約により87.0%に低下し、豊洲は79.1%で埋め戻し途上も、その他物件は高位安定稼働
▽テナント入替の状況・豊洲のリーシング状況
・豊洲・横浜での大口退去はあったものの、多くの物件で埋戻しが進展したため、ネット退去面積はごく僅か
・豊洲はリーシングが若干進展し、2023年9月末には稼働率が83.9%まで回復する見込み
▽賃貸マーケット動向
・好況期のようにグレードアップ・業容拡大を目的とする移転が多い
▽テナント入替・賃料改定による月額賃料変動
・テナント入替・賃料改定の結果、契約ベースの月額賃料は前期比2.4百万円増加
▽賃料改定 ①現在の状況
・当期は増額で着地し、今期も増額を達成できる見込み
▽賃料改定 ②今後の見通し
・マーケット賃料を踏まえ、テナントとの丁寧な対話により、トータルでの賃料増額を目指す
▽マーケット賃料の状況
・東京都内は下落(平河町・仙石山・錦糸町は横ばい)、横浜・さいたま・大阪は横ばい
<外部成長>
▽外部成長への取組み
・当面の目標である2,000億円を達成して次の成長ステージへ
▽資産入替の実績
・収益安定化・ポートフォリオの質向上のための資産入替を継続検討
<財務>
▽財務運営の推移
・長期固定金利を主軸とした調達を維持し、規律ある財務運営を継続
▽返済期日の分散状況(2023年3月31日現在)
・リファイナンスでグリーンローンを導入し、期日分散とコスト削減を実施
▽内部留保
・更なる内部留保積上げによる安定した分配金マネジメントの実現
<ESGへの取組み>
▽当期のトピックス
・持投資口制度の導入やDEIの推進等、幅広い取組みを継続
・グリーンローンによる借入を実施
・豊洲で「CASBEE‐不動産」評価認証“Sランク”新規取得
・トイレ混雑緩和サービスの設置(豊洲)
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株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.
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