シキボウ(3109)の通期決算は売上・利益ともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年実績を上回る
2022/06/14
説明会開催日:2022年5月27日
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏
◎決算概要
・売上は前期比6.4%増の356.7億円、営業利益は13.3%増の13.5億円
・売上・利益ともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年実績を上回る
▽繊維セグメント(売上は前期比3.9%増の186.2億円、営業損失は4.8億円)
<原糸販売>
・国内産地向け販売の回復と共に、ベトナム協力工場を活用したサステナブル商材「COTTON USA」を主とした差別化糸販売が好調に推移するもコストアップの影響で国内生産糸が利益を圧迫
<輸出衣料>
・中東民族衣装用生地輸出はほぼ回復。円安基調も追い風となり、第2四半期以降を中心に売上が好調に推移
<ユニフォーム>
・ユニフォーム生地販売では市場での在庫過多が徐々に解消されるも、原材料価格などの上昇が利益を圧迫
・ニット製品販売では市況は回復するもコストアップに加え、ベトナムのロックダウンによる納期遅延もあり、売上・利益ともに苦戦
<生活資材>
・リビング分野は巣ごもり需要のあった前年度と比較すると売上・利益共にやや苦戦
・リネン資材分野は病院リネンは堅調に推移するも全体では苦戦
・メディカル分野では、量販店向けマスクは引き続き堅調に推移
▽産業材セグメント(売上は前期比11.3%増の120.2億円、営業利益は174.9%増の6.7億円)
【産業資材部門】
<ドライヤーカンバス>
・国内製紙会社の操業に若干の回復が見られ、設備改造に伴う需要が取り込めたこと、輸出が堅調に推移したことにより増収
<フィルタークロス>
・官公需が底堅いことに加え、国内製造業の回復や新規取引先への販売拡大効果により増収増益
・空気清浄機器分野では、大口の機器販売により堅調に推移
【機能材料部門】
<化成品>
・中国向け化学品需要が増加したとともに、食品用増粘安定剤が堅調に推移した結果、増収
<複合材料>
・電力分野等の複合材料部材が低調となるも、航空機用途の需要が回復基調にあり、増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比3.5%増の56.2億円、営業利益は7.4%増の18.2億円)
<不動産賃貸、ゴルフ場、物流>
・堅調に推移
<リネンサプライ>
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響により苦戦
・売上は前期比6.4%増の356.7億円、営業利益は13.3%増の13.5億円
・売上・利益ともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年実績を上回る
▽繊維セグメント(売上は前期比3.9%増の186.2億円、営業損失は4.8億円)
<原糸販売>
・国内産地向け販売の回復と共に、ベトナム協力工場を活用したサステナブル商材「COTTON USA」を主とした差別化糸販売が好調に推移するもコストアップの影響で国内生産糸が利益を圧迫
<輸出衣料>
・中東民族衣装用生地輸出はほぼ回復。円安基調も追い風となり、第2四半期以降を中心に売上が好調に推移
<ユニフォーム>
・ユニフォーム生地販売では市場での在庫過多が徐々に解消されるも、原材料価格などの上昇が利益を圧迫
・ニット製品販売では市況は回復するもコストアップに加え、ベトナムのロックダウンによる納期遅延もあり、売上・利益ともに苦戦
<生活資材>
・リビング分野は巣ごもり需要のあった前年度と比較すると売上・利益共にやや苦戦
・リネン資材分野は病院リネンは堅調に推移するも全体では苦戦
・メディカル分野では、量販店向けマスクは引き続き堅調に推移
▽産業材セグメント(売上は前期比11.3%増の120.2億円、営業利益は174.9%増の6.7億円)
【産業資材部門】
<ドライヤーカンバス>
・国内製紙会社の操業に若干の回復が見られ、設備改造に伴う需要が取り込めたこと、輸出が堅調に推移したことにより増収
<フィルタークロス>
・官公需が底堅いことに加え、国内製造業の回復や新規取引先への販売拡大効果により増収増益
・空気清浄機器分野では、大口の機器販売により堅調に推移
【機能材料部門】
<化成品>
・中国向け化学品需要が増加したとともに、食品用増粘安定剤が堅調に推移した結果、増収
<複合材料>
・電力分野等の複合材料部材が低調となるも、航空機用途の需要が回復基調にあり、増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比3.5%増の56.2億円、営業利益は7.4%増の18.2億円)
<不動産賃貸、ゴルフ場、物流>
・堅調に推移
<リネンサプライ>
・新型コロナウイルス感染症拡大の影響により苦戦
◎2023年3月期業績予想および配当予想
・売上は370億円、営業利益は17億円を予想
・1株当たり配当金は前年同額の40円を予想
・売上は370億円、営業利益は17億円を予想
・1株当たり配当金は前年同額の40円を予想
◎新中期経営計画 「ACTION22-24」
▽基本方針
①経営基盤の強化
・新中核事業と位置付ける化成品事業・複合材料事業のさらなる事業規模の拡大
・新たな市場展開に向けた設備投資〔化成品事業(主として食品分野)、リネンサプライ事業〕
・新規用途・新規市場開拓による顧客の増大
・国内・海外のグローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・資本効率を重視した既存事業の稼ぐ力の向上と事業ポートフォリオの見直し
・さらなる財務基盤の強化
・従業員の計画的育成による人的資本の充実
・生産性・業務効率向上のためのデジタル投資
②次の革新的成長に向けた取組み
・新中核事業に続く新たな成長の芽の育成と研究開発の推進
・グローバル展開、成長領域への展開を支えるための多様な人材の確保と育成
③サステナビリティ経営への取組み
・地球環境に配慮した製品や社会課題を解決する製品のさらなる開発と販売強化
・カーボンニュートラル社会実現に寄与する設備投資
・従業員エンゲージメント向上にむけた、やりがいや働きがいのある職場・制度づくり
▽数値目標
・2022年度売上は370億円、営業利益は17億円を計画
・2023年度売上は400億円、営業利益は19億円を計画
・2024年度売上は420億円、営業利益は25億円を計画
▽セグメント別基本戦略
<繊維セグメント>
・セグメント内外での垂直・水平連携を強化し、生産・販売・開発技術による総合力を高め、業績向上を目指す
<産業材セグメント>
・産業資材:大きく変化した市場環境に対応した販売体制と生産体制への変革を進め、収益力の維持向上を目指す
・機能材料:長期ビジョン“Mermaid 2042”を見据えて成長ある実行計画を推進
<不動産・サービスセグメント>
・アフターコロナを見据えた安定収益基盤の維持・拡充
<コーポレート部門>
・人的資本の充実
・IT投資による業務プロセス改革
・コーポレートガバナンス体制の充実
▽基本方針
①経営基盤の強化
・新中核事業と位置付ける化成品事業・複合材料事業のさらなる事業規模の拡大
・新たな市場展開に向けた設備投資〔化成品事業(主として食品分野)、リネンサプライ事業〕
・新規用途・新規市場開拓による顧客の増大
・国内・海外のグローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・資本効率を重視した既存事業の稼ぐ力の向上と事業ポートフォリオの見直し
・さらなる財務基盤の強化
・従業員の計画的育成による人的資本の充実
・生産性・業務効率向上のためのデジタル投資
②次の革新的成長に向けた取組み
・新中核事業に続く新たな成長の芽の育成と研究開発の推進
・グローバル展開、成長領域への展開を支えるための多様な人材の確保と育成
③サステナビリティ経営への取組み
・地球環境に配慮した製品や社会課題を解決する製品のさらなる開発と販売強化
・カーボンニュートラル社会実現に寄与する設備投資
・従業員エンゲージメント向上にむけた、やりがいや働きがいのある職場・制度づくり
▽数値目標
・2022年度売上は370億円、営業利益は17億円を計画
・2023年度売上は400億円、営業利益は19億円を計画
・2024年度売上は420億円、営業利益は25億円を計画
▽セグメント別基本戦略
<繊維セグメント>
・セグメント内外での垂直・水平連携を強化し、生産・販売・開発技術による総合力を高め、業績向上を目指す
<産業材セグメント>
・産業資材:大きく変化した市場環境に対応した販売体制と生産体制への変革を進め、収益力の維持向上を目指す
・機能材料:長期ビジョン“Mermaid 2042”を見据えて成長ある実行計画を推進
<不動産・サービスセグメント>
・アフターコロナを見据えた安定収益基盤の維持・拡充
<コーポレート部門>
・人的資本の充実
・IT投資による業務プロセス改革
・コーポレートガバナンス体制の充実
株式会社i‐Cue(アイキュー)
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免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
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