グローバル・ワン不動産投資法人(8958)の第36期決算は、テナント退去による減収を賃料増額改定やフリーレント解消等で打ち返し増収、外部委託費等の費用増加もあり、分配金は微増(+1円)
2021/12/09
説明会開催日:2021年11月26日
代表取締役社長 古城 謙治氏
代表取締役社長 古城 謙治氏
◎決算ハイライトと業績予想
・営業収益は57.5億円(前期比+1.2%)、当期純利益は23.5億円(+0.1%)、1口当たり分配金は2,446円(+1円)
・当期分配金は予想比プラス26円の2,446円で着地
・テナント退去による減収を賃料増額改定やフリーレント解消等で打ち返し増収
・外部委託費等の費用増加もあり、分配金は微増(+1円)
・第37期業績は営業収益は56.3億円(前期比-2.2%)、当期純利益は22.9億円(-2.6%)、1口当たり分配金は2,308円(-44円)を予想
・テナント退去による減収を賃料増額改定やフリーレント解消等で穴埋め出来ず減益
・圧縮積立金取崩しにより、分配金目標の最低ライン2,400円を維持
・第38期業績は営業収益は56.6億円(次期予想比+0.5%)、当期純利益は23.1億円(+1.2%)、1口当たり分配金は2,318円(+9円)を予想
・テナント退去による減収要因あるも、賃料増額改定・フリーレント解消・空室区画⼀部埋め戻し等により増収
・公租公課の増加に対しコストコントロール等で増益を確保。圧縮積立金に頼ることなく分配金2,410円を見込む
・営業収益は57.5億円(前期比+1.2%)、当期純利益は23.5億円(+0.1%)、1口当たり分配金は2,446円(+1円)
・当期分配金は予想比プラス26円の2,446円で着地
・テナント退去による減収を賃料増額改定やフリーレント解消等で打ち返し増収
・外部委託費等の費用増加もあり、分配金は微増(+1円)
・第37期業績は営業収益は56.3億円(前期比-2.2%)、当期純利益は22.9億円(-2.6%)、1口当たり分配金は2,308円(-44円)を予想
・テナント退去による減収を賃料増額改定やフリーレント解消等で穴埋め出来ず減益
・圧縮積立金取崩しにより、分配金目標の最低ライン2,400円を維持
・第38期業績は営業収益は56.6億円(次期予想比+0.5%)、当期純利益は23.1億円(+1.2%)、1口当たり分配金は2,318円(+9円)を予想
・テナント退去による減収要因あるも、賃料増額改定・フリーレント解消・空室区画⼀部埋め戻し等により増収
・公租公課の増加に対しコストコントロール等で増益を確保。圧縮積立金に頼ることなく分配金2,410円を見込む
◎運用状況
▽内部成長
・ポートフォリオ稼働率は前期比△1.2ポイントの96.3%へ低下(2021年9月末時点)
・豊洲は半フロアの解約等により80.8%に⼀旦低下、御堂筋は店舗区画の解約で92.4%に低下、その他物件は高位安定稼働
・豊洲は2020年9月期来の空室区画を一部埋め戻した後、半フロアの解約により当期末に一旦稼働は低下
・横浜・さいたまに解約発生するも、うち約半分はダウンタイムなく埋戻し完了
・フロア貸しで2件の誘致に成功。入替増額を実現し、稼働率は90.1%に回復
・テナント入替・賃料改定による賃料増額により、契約ベースの月額賃料は前期比6.6百万円増加
・交渉のハードルが高くなり増額幅は縮小傾向も、15期連続で賃料増額改定を実現の見込み
・マーケット賃料を踏まえ、テナントとの丁寧な対話により、トータルでの賃料増額を目指す
・東京都内(平河町除く)・さいたまは下落、横浜・大阪は横ばい
▽外部成長
・厳選投資継続による収益安定のための資産規模拡大
・ポートフォリオの質の向上のための資産入替を継続検討
▽財務
・長期固定金利比率を維持し、規律ある財務運営を継続
・リファイナンスで返済期日の分散、長期化(3.0年 → 5.0年)を推進
▽ESGへの取組み
・ESG全般で幅広い取組みを継続。GRESBリアルエステイト評価は2年連続「5スター」を取得
・不動産におけるESGへの配慮が中長期的な顧客の利益の最大化に資するものと考え、ESG方針に基づき各種取組みを推進
・環境関連認証の取得:ポートフォリオ内カバー率は88.2%と、KPI目標(70%)を上回る水準を維持
▽内部成長
・ポートフォリオ稼働率は前期比△1.2ポイントの96.3%へ低下(2021年9月末時点)
・豊洲は半フロアの解約等により80.8%に⼀旦低下、御堂筋は店舗区画の解約で92.4%に低下、その他物件は高位安定稼働
・豊洲は2020年9月期来の空室区画を一部埋め戻した後、半フロアの解約により当期末に一旦稼働は低下
・横浜・さいたまに解約発生するも、うち約半分はダウンタイムなく埋戻し完了
・フロア貸しで2件の誘致に成功。入替増額を実現し、稼働率は90.1%に回復
・テナント入替・賃料改定による賃料増額により、契約ベースの月額賃料は前期比6.6百万円増加
・交渉のハードルが高くなり増額幅は縮小傾向も、15期連続で賃料増額改定を実現の見込み
・マーケット賃料を踏まえ、テナントとの丁寧な対話により、トータルでの賃料増額を目指す
・東京都内(平河町除く)・さいたまは下落、横浜・大阪は横ばい
▽外部成長
・厳選投資継続による収益安定のための資産規模拡大
・ポートフォリオの質の向上のための資産入替を継続検討
▽財務
・長期固定金利比率を維持し、規律ある財務運営を継続
・リファイナンスで返済期日の分散、長期化(3.0年 → 5.0年)を推進
▽ESGへの取組み
・ESG全般で幅広い取組みを継続。GRESBリアルエステイト評価は2年連続「5スター」を取得
・不動産におけるESGへの配慮が中長期的な顧客の利益の最大化に資するものと考え、ESG方針に基づき各種取組みを推進
・環境関連認証の取得:ポートフォリオ内カバー率は88.2%と、KPI目標(70%)を上回る水準を維持
株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
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当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
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