三菱地所物流リート投資法人 (3481)の第8期決算は第3回公募増資により、スポンサー開発3物件・本資産運用会社ソーシング2物件を取得し、資産規模は合計19物件・1,421億円へと拡大

2020/12/11



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説明会開催日:2020年10月15日
執行役員 坂川 正樹氏

◎運用ハイライト
▽ハイブリッド型外部成長
・第3回公募増資により、スポンサー開発3物件・本資産運用会社ソーシング2物件を取得し、資産規模は合計19物件・1,421億円へと拡大
・1口当たり分配金(巡航ベース)+8.3%、1口当たりNAV+6.8%の成長を実現
▽ハイブリッド型内部成長
・着実なリーシングを通じ高い稼働率を維持、5期連続賃料増額改定を実現、足下でも増額トレンドは継続
・需要が底堅い業種を中心としたテナント構成及び長期・短期を組み合わせた定期賃貸借契約により安定的なポートフォリオを構築
▽財務戦略
・新規借入れにより、返済期限の長期化及び低い負債コストを維持しつつ、物件取得に際してLTVを活用したものの引き続き低水準
・新たに三井住友信託銀行・山梨中央銀行・山口銀行・富山銀行を融資団に追加し、更なる分散を実現
▽決算
・安定的な運用を継続し、賃料改定及び独自の施策による内部成長の寄与もあり1口当たり分配金を6,003円にて確定。(前期比+96円(+1.6%) 予想比+56円(+0.9%)

 

◎第3回公募増資及び新規取得資産について
・アフターコロナにおいて堅調な需要が見込まれる物流セクターへの追い風を背景として、投資口価格は堅調に推移していたことから、柔軟かつ機動的にローンチ
・1口当たり分配金(巡航ベース)+8.3%、1口当たりNAV+6.8%の成長を実現し、投資主価値の向上を実現
・投資主価値の向上を目指した「三本の柱」に基づく成長戦略を継続的に実行したことが高く評価され、国内外全体の需要は18倍を獲得
▽新規取得資産の概要
・ロジクロス名古屋笠寺(準共有持分60%)(愛知県名古屋市)
・ロジクロス大阪(準共有持分60%)(大阪府大阪市)
・ロジポート大阪大正(追加取得分17.5%) (大阪府大阪市)
・MJロジパーク加須2(埼玉県加須市)
・MJロジパーク仙台1(宮城県多賀城市)

 

◎決算概要及び業績予想
・営業収益は前期比+142百万円の3,342百万円、営業利益は-20百万円の1,729百万円
・1口当たり分配金を6,003円にて確定(前期比+96円)
・第9期の営業収益は前期比+880百万円の4,222百万円、営業利益は+447百万円の2,177百万円を予想
・1口当たり分配金は前期比+517円の6,520円を予想
・第10期の営業収益は4,215百万円、営業利益は2,0744百万円を予想
・1口当たり分配金は6,438円を予想

 

◎ハイブリッド型外部成長・内部成長及び財務戦略
・「デベロッパー×不動産アセットマネージャー」のハイブリッド・モデルによる安定的な成長戦略
▽外部成長戦略
【三菱地所】
・幅広い用地情報に基づく単独での物流施設開発力
・三菱地所の開発力や信用力を背景とする共同での施設開発力
【三菱地所投資顧問】
・2001年以降の継続的な物件取得に裏打ちされた目利き力
・不動産ファンド運用力を活用した柔軟かつ多様な物件取得戦略
▽内部成長戦略
・グリーンリース契約に基づくLED化改修(MJロジパーク福岡1)
・駐車場を増設し、テナント満足度の向上を実現(ロジポート大阪大正)
・屋根に新たに太陽光を設置し、収入増を実現(MJロジパーク福岡1)
▽中長期の成長戦略
・更なる主要インデックスへの組入れを目指す
・今後も市場環境を注視しながら公募増資とJ-REIT最低水準のLTVを柔軟に活用した
物件取得を継続
・規律を持った成長により、1口当たり分配金の向上を目指す
・1口当たりNAVの着実な成長と投資主価値の向上を目指す

 

◎ESGへの取組み
<サステナビリティ方針>
1.運用不動産における省エネルギーと低炭素化への取組み
2.水資源管理と廃棄物管理の向上に向けた取組み
3.テナントの安全・安心と満足度向上
4.役職員への取組み
5.外部ステークホルダーとの協働
6.ESGの情報開示と外部評価の活用
7.コンプライアンスとリスク管理
▽Social
・CSR活動への積極的な参加
・働きやすい職場作り
・地域教育機関との連携・テナント満足度の向上
▽Governance
・投資主価値の向上をめざし、投資主との利益の一致を目的とした投資口価格パフォーマンス完全連動型運用報酬を導入
・三菱地所による本投資法人への継続的なセイムボート出資:出資比率 約 4.1%
(2020年10月15日現在)

 


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