アイフィスジャパン(7833)の中間決算は、子会社化した株式会社テンナイン・コミュニケーションの業績寄与などにより、大幅な増収を達成

2025/09/05



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説明会開催日:2025年8月15日
代表取締役 大澤 弘毅氏

◎決算概要
・売上は33.8億円(前年同期比+22.1%)、経常利益は4.1億円(+12.0%)
・子会社化した株式会社テンナイン・コミュニケーションの業績寄与などにより、大幅な増収を達成

▽セグメント別事業概況
全体としては、3事業の堅調な伸びとM&A効果により売上構成が変化し、ランゲージサービスの比率が増加
<投資情報事業>
・売上高は7.5億円(前年同期比3.8%増)
・証券会社向けコンテンツに関する開発案件の増加、連結子会社である株式会社キャピタル・アイが提供する資本市場関係者向けリアルタイムニュース『キャピタルアイ・ニュース』が堅調に推移したことにより、前年同期比で増収となったが、将来の案件拡大を見据えた体制強化の費用を計上したことにより、利益は微増にとどまる
・セグメント内の主要サービスの状況は、ネット証券向けのコンテンツ提供が業績を牽引しつつ、証券調査レポート作成システムやIFIS SCOPEも安定的に推移
<ドキュメントソリューション事業>
・売上高は8.4億円(前年同期比4.3%増)
・生命保険関連の印刷サービスは、大口顧客による帳票改訂の時期が下期以降に延期された影響を受け、業績は伸び悩む
・一方、企業年金関連サービスでは、DC運営管理機関向けソリューションの開発案件受注が増加したことにより、前年同期比で増収増益
<ファンドディスクロージャー事業>
・売上高は6.4億円(前年同期比12.7%減)
・投資信託市場の純資産総額は引き続き増加傾向にあるものの、前年度に新NISA制度の影響で拡大した関連印刷需要が当年度は反動減となったことから、前年同期比で減収減益
<ITソリューション事業>
・売上高は4.3億円(前年同期比10.4%増)
・事業会社向けの受託開発を行っているビジネスソリューションの受注は、就業、給与系ソリューション及びGIS(Geographic Information System)が好調に推移し、またVBマイグレーションの駆け込み需要もあり、前年同期比で増収
・また、利益面について作業効率の改善により増益
・SES(System Engineering Service)は、人材確保がボトルネックとなり伸び悩んだが、下期に向けてリソース調達を強化
<ランゲージサービス事業>
・売上高は7.1億円(前年同期比566.7%増)
・グローバル企業等に提供している翻訳・通訳サービスは、昨年10月に株式会社テンナイン・コミュニケーションが子会社となり、連結範囲の対象となったため、当中間連結累計期間の当該子会社の業績を取込んだ結果、前年同期比で大幅な増収増益
・セグメント内の主要サービス状況としては、通訳サービスでは2025年大阪・関西万博など大型イベントなどマーケットニーズが拡大
・また人材派遣サービスも需要がセグメント内の主要サービス状況としては、通訳サービスでは2025年大阪・関西万博など大型イベントなどマーケットニーズが拡大堅調なものの、言語スキルの高い人材の確保が課題

 

◎2025年12月期業績予想
・売上は71.5億円(前期比122%)、営業利益は7.7億円(114%)、経常利益は7.7億円(114%)を予想
・2025年12月期の年間配当金は、普通配当21.5円に加え30周年記念配当10円、計31.5円を予定。記念配当を含めた配当性向は50%超まで上昇する見込み

 


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