ライズ・コンサルティング・グループ(9168)顧客に常駐し課題を顧客と一体となって解決

◆ 幅広い領域での経営コンサルティングを提供
ライズ・コンサルティング・グループ（以下、同社）は、様々な業界に対して戦略策定、業務改革、DX支援、IT導入、FinTech注1、新規事業開発など幅広い領域における経営コンサルティングを提供している。同社は、LBO注2実行の過程で20年11月に設立されたが、LBOの対象企業は10年12月に設立されており、実際の業歴は13年に及んでいる。

23/2期では、80社と取引があり、顧客企業の業種は流通・サービス、通信IT・広告、金融、製造など多岐に亘る。23/2期の売上収益に占める取引額上位10社への販売額の割合は7割超となっている。なかでもエヌ・ティ・ティ・データへの販売額は26.2%を占めており（図表1）、エヌ・ティ・ティ・データのグループ会社を含めると販売額は全体の37.5%にまで達する。この他、ＳＢＩ証券グループ向けも11.7%を占めている。

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