大研医器(7775)50-50の達成
2025/07/02
2025年6月5日、病院内感染防止及び術後疼痛管理に用いられる医療機器の研究開発・製造・販売を中心として事業を展開している大研医器は、2025年3月期の決算説明会を開催している。主力製品の特許切れに伴う競争力の低下と製品の製造コストが高騰していることなどに鑑みて、同社は特許切れした主力製品を次世代の新製品への置き換えを図るとともに新製品の増産による内製化率を現状の概ね20%ほどから50%を目処として引き上げていく方針を打ち出していることが明らかになっている。また、これをもって売上総利益率も50%に引き上げていく(50-50)とのことである。なお、2025年3月期の実績においては売上総利益率41.2%(0.3%ポイント上昇)での着地である。ただし、2026年3月期に対する会社予想においては増収・減益が見込まれている。同社によれば、保守的な前提に基づいて製造コストの高騰による影響が拡大することを想定していることに加えて、内製化比率の引き上げに向けた人的資本投資や設備投資を推進していくことなどに際する費用の拠出が嵩むことを織り込んでいるとのことである。中期的な観点における損益のV字回復を想定して中期経営計画の策定に取り組んでいる同社は内製化などに関して一定の進捗を達成した段階において、その内容を開示することを計画している模様である。

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