ロックオン<3690> 社外リソースの有効活用による事業のプラットフォーム化が成長をけん引

2016/01/25

ネット広告効果測定システムと EC サイト構築オープンソースソフトのトップ企業
社外リソースの有効活用による事業のプラットフォーム化が成長をけん引

業種:情報・通信業
アナリスト:大間知淳

1.会社概要
・ロックオン(以下、同社)は、ネット広告市場(マーケティングプラットフォーム事業)と EC 関連市場(商流プラットフォーム事業)を対象とするBtoB 型のネットサービス提供企業である。

2.財務面の分析
・09/9期~15/9期の業績は年平均16.5%増収66.6%経常増益と、両事業の売上拡大と従業員 1 人当たりの売上増加による収益性の改善を背景に、順調な成長をみせた。
・他社との比較では、収益性、成長性、安全性の観点で魅力的な財務指標を有していると評価できる。

3.非財務面の分析
・同社の知的資本の源泉は、EC 関連事業者にとってのインフラの一つとなっている同社サービス(EC-CUBE)の事業展開で発揮された“プラットフォーム形成力”にある。

4.経営戦略の分析
・現状のネット広告市場を主体とする事業展開をマーケティング市場全体へと拡大し、マーケティングプラットフォーム事業においても業界のインフラ企業となることで更なる成長を目論んでいる。

5.アナリストの評価
・商流プラットフォーム事業は国内 EC 市場に連動した成長が期待できる。一方、マーケティングプラットフォーム事業は順調な拡大が見込まれるものの、マーケティング業界のプラットフォーム企業になれるかは不透明である。証券リサーチセンターでは、同社及び提携先の動向に注目する必要があると考えている。
・最近の株価急騰のきっかけとなった業務提携が、同社の業績に大きな影響を与えるかどうかは未知数であり、株価の乱高下に留意したい。

 

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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